東京富士大学の強み

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美味しいお店の見つけ方~情報の活用法~

講義名経営情報学
講 師鬼木一直教授
 情報化社会の昨今、多くの方がスマホなどの端末を片手に様々な情報を得ていると思います。しかし、情報はあるだけでは意味がありません。実生活、社会の中でいかにその情報を活かしていくか、情報は活用してこそ大きな価値が生まれるわけです。

 授業の中では、情報の持つ意味、情報の集め方、活用法、整理の仕方に至るまで具体例を多く交えながら説明していきます。
例えば、美味しいお店を見つけたい場合、皆さんはどうやって調べるでしょうか? 食べログ、ぐるなび、ホットペッパーなどの検索サイトを活用する方、and検索で絞り込む方、いろいろと調べ方はあると思います。「高田馬場でおしゃれなお店を探している」などと文章で打ち込む方法もありますし、好みの近い投稿サイトを見つけそこから探し出すなんて方法もあります。

 また、お店の調べ方はネットだけではありません。お店のエントランスの設計、お店の名前の文字の書き方、席の配置などもいいお店を見つけるヒントになります。また、友人や地元の人の紹介なども有益な情報源ですね。
そして、得られた情報をどのように整理するかです。複数の手法で調べて信頼性の高いデータを抽出する、さらには自分の経験や考えを交えて結論を出すということも大切なことです。特に、業務においては、得られた情報の信憑性を十分確認する、情報から何を言いたいのか自分の言葉でわかりやすくまとめる、説明する相手が理解しやすいような資料にまとめ上げる。などの作業も必要となります。

 そのためには、データを活用し、表やグラフにする、プレゼンテーション資料を作ることも重要な技術です。その根底には検索技術、パソコンスキル、プレゼンスキル、交渉術、コミュニケーション能力、判断能力などなど仕事をしていく上で今や不可欠要素を多々含みます。アクティブラーニングを取り入れながら、具体例を使って情報の活用法を身に着けていきます。
 また、思わぬところから役に立つ情報を得るということもあります。時には回り道をしたり、違った角度から観察することで新しい情報にたどり着くこともあるかもしれません。アンテナを高くし、多くのことに興味を持つことも情報を有効に活用していくためには重要なことだと思います。
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