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【模擬講義体験記】ミライ体験「楽しく働いています」

オープンキャンパスでは経営学科、イベントプロデュース学科、それぞれの教員が普段の講義をコンパクトにまとめ、模擬講義を行います。高校生の皆さんと年齢が近い学生広報スタッフにも模擬講義を受けてもらい、高校生目線で模擬講義の体験記を書いてもらいました。今回は第6回オープンキャンパスのプログラム、ミライ体験「楽しく働いています」をレポートします。

 

 

【FUJIMAGA】中間管理職というのは、社長さんでもなく平社員でもない会社員というイメージですね。具体的な役職名だと課長さんや係長さんが思い浮かびます。

 

【山口先生】現在どんな仕事をしているの?

 

【秋山先輩】医療機器メーカーと病院(東京大学病院など)を仲介する卸売(おろしうり)です。私個人としては、眼科のドクターに対して患者さんに負担の少ない機器の提案をしています。機器を導入する際のコストを計算するのも私の仕事です。

 

 

【山口先生】困った部下はいるの?

 

【秋山先輩】会社の目的は利益を上げることです。しかし、安売りしたりと短期的に数字を上げることに囚われてはいけません。お客様とは長く付き合うことを前提として考えることを部下に言い聞かせています。

 

【山口先生】遅刻する人はいる?

 

【秋山先輩】自分で働く時間を柔軟に調整できるフレックスタイム制を導入しているので、遅刻する人はいませんね。

 

【山口先生】中間管理職として、上司と部下にどのように接しているの?

 

【秋山先輩】上と下から良いところを吸い上げるよう心がけています。そこに自分なりのエッセンスを加えています。

 

【山口先生】これから大学に進学する高校生に何かアドバイスはある?

 

 

【秋山先輩】自分のやりたいことを共有できる友人が大学でできました。彼らと過ごしたことで自分を成長させることができたと思います。

 

【山口先生】偏差値で大学を決めるのではなく、これがやりたいという視点で大学を選ぶと良いですよ。今から考えて、大学時代にしておけばよかったことは?

 

【秋山先輩】もっと勉強しておけば良かったですね。「利益を上げるにはどうすれば良いか?」という今使える知識を当時教えてもらっていたはずです。経営学を学んで先生と意見を交わしておけば良かったです。

 

【山口先生】勉強以外でなにかある?

 

【秋山先輩】東西線で通っていたんですが、友人たちと飲む時にはいつも終電を気にして早めに帰っていました。時間を気にせず友人たちともっと語り合っておけば良かったですね。今では起業している友人がいますので、彼らともっとコミュニケーションをとっていれば、また違った発想ができたのではないかと思います。

 

【FUJIMAGA】山口ゼミでは毎週ゼミの後にみんなで飲みに行っていたそうですよ。先生も交えてそこで話すという何気ないことが、社会人にとっては貴重な時間であるということが伝わってきました。

 

◎模擬講義動画

 


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