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【観光ビジネス研究塾】高田馬場には埋もれた観光資源がある!

東京富士大学には憧れの業界について研究したい学生が集い、業界や地元企業と協力を得ながら、特定のテーマについて研究を行う「ビジネス研究塾」があります。現在、「ゲームビジネス」「アーティスト産業」「観光ビジネス」「スポーツビジネス」の4つの研究塾があり、それぞれの業界について新商品開発の提案や各種コンテストへの参加を目指して日々研究を行っています。

今回ご紹介するのは「観光ビジネス研究塾」の最近の活動報告です。

 


 

 

観光ビジネス研究塾は現在、高田馬場地区の観光資源の掘り起こしを行っています。東京オリンピックを控え、来日観光客は右肩上がりに増えています。そんな外国人観光客を高田馬場・新宿に呼びこむためにはどのような観光資源があるだろうか…と検討を重ねてきました。

 

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そこで私達観光ビジネス研究塾が注目したのが染色産業です。現在の江戸川橋から落合・中井へと至る地域が染色の一代集産地。そこで、今年度は「染の王国新宿」テーマに、高田馬場・新宿の観光資源の発掘やPR方法の検討などを進めています。

 

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また、高田馬場新宿の観光資源の掘り起こしが進んだ段階で、旅行代理店と勉強会を開くことも予定しています。テーマは「ニューツーリズム」。これは従来の旅行とは異なり、旅行先での人や自然との触れ合いが重要視された新しいタイプの旅行です。高田馬場・新宿をニューツーリズムの舞台に出来ないか…ということも検討していきます。

 

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染色産業の勉強を兼ねて「染ものがたり博物館」に行ってきました。博物館では高田馬場・新宿の染色産業の歴史を学んだり、工房の見学、染色工程や染色の歴史等の講義・映像観覧、江戸小紋(染小紋)の模様付け体験が行えます。実際に作成したのが下の写真にある「袱紗(ふくさ)」です。

 

2016-07-18 10.31.40

 

塾生たちは今回の体験を通して、高田馬場・新宿の染物産業がニューツーリズム(体験や触れ合い重視の旅行)の観点から十分に需要のある観光資源であると考えているようです。今後も実際の体験・実習を通じて、高田馬場・新宿の観光資源を発掘していきます。