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【ゼミ】経営に必要な心理学を考える

東京富士大学での学びのベースとなるのが専門演習です。少人数の学生と教員がディスカッションをしながら、専門的な学びを深めます。2年次から本格スタートする専門演習の中から、今回は「佐藤ゼミ」(経営心理コース)をご紹介します。

 


経営に必要な心理学を考える

経営学科 佐藤 惠美(経営心理コース)


経営には、どのような心理学が必要でしょうか?第1に、企業が経営目標を達成するためには、働く人が重要になります。さまざまな能力やパーソナリティ、興味、動機づけを持つ人々が存在する組織の中で、働く人をどのように活かしていくのかについて、能力やパーソナリティという観点から考えましょう。第2に、働く人のモチベーションについて考えましょう。どのような仕事ならやる気が出るかは、ワークモチベーションという大変重要な概念です。

 

 

第3に、働く上で必要なコミュニケーションスキルとは何でしょうか。人は、内向的であったり、恥ずかしがりであったりすると、仕事をする前に不安を抱いたり、自分は仕事ができないのではと思い込んでしまいがちです。しかしながら、私たちは、さまざまな特性を持つ多様な人がいてこそ、より良い社会が成り立つのです。そこで、自分特性を生かして、楽しく仕事ができるようになるためには、どうしたらいいか、について考えましょう。このように、人の持つ心の特徴と組織での行動について専門的な知識を基に考えていきます。