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東京富士大学での学びのベースとなるのが専門演習です。少人数の学生と教員がディスカッションをしながら、専門的な学びを深めます。2年次から本格スタートする専門演習の中から、今回は「山川ゼミ」(マーケティングコース)をご紹介します。

ゲームの力で地域を面白く!

経営学科　山川悟(マーケティングコース)

遊びは文化であり、エンタテインメントであり、コミュニケーションのツールです。日本人も古代から、さんざんゲームをして楽しんできた国民でした。しかし今日、電車でスマホゲームをしている人の多くは、遊びを単なる暇つぶし、他者との隔絶手段に貶めてしまっています。いつからこんな国になったのでしょうか?

この講義ではまず、洞察力や交渉力などを磨く、言語を超えた交流につながる…といったゲームの持つ大きな可能性を探求してみたいと思います。そして最終的にはゲームを使って地域を面白くする方法、社会に貢献できる方法を考案・実践していきたいと考えています。ベースとしては、担当教員の専門領域であるマーケティング理論や創造性開発技法などを使いつつ、ゲームビジネス研究塾や山川ゼミ(3,4年生)との連携、ボードゲーム企画会社をはじめとする地域企業とのコラボ、オリジナルゲームの開発によるゲームマーケットへの参加など、さまざまな実践を通じて、型にはまらない学習を展開する予定です。

現時点である程度のシナリオはありますが、授業運営については受講した学生とともに話し合いながら進めていきたいと思います。未知の領域にチャレンジしたい人、少し難しそうな課題にチャレンジしたい人、学習や研究を通して地域とつながりたい人の参加を歓迎します。ただし、「ゲームで遊ぶ」講義ではありませんので、ご注意ください。