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【先輩社長メッセージ】先生の言う通りだった

東京富士大学は経営専門の大学。「自分の会社をつくる」という夢を抱いて、入学してくる学生は少なくありません。大学で学んだ「現場で活きる経営学」を活かして、自分の会社を起こした先輩たちはたくさんいます。そんんあ「先輩社長」からのメッセージをお届けします。

 


佐藤 光 先輩

株式会社 新庄屋 代表取締役

経営学科 2009年卒

 

 

151112-342

 

「東京のお米って、山形に比べて美味しくないよね」。そんな同郷の友人との会話から「米販売の事業をやってみよう」と、卒業1年後に、故郷・山形のお米を仕入れてネット販売する会社を立ち上げました。

 

今でこそ従業員5人、年商3億円以上になりましたが、起業当初は1人で手書きのチラシを作って、夜中に自転車でポスティング。朝帰って昼に注文の電話を受け、地元の農家に頼んで精米・配送していたんですよ。

 

本学でお世話になった山口先生の「企業倫理」の授業では「会社は中身までそう簡単に理解してもらえない。だからこそイメージが大事」ということを教わりました。卒業後も、事業計画書を何でも書いてもらったりリアルなアドバイスを頂きましたし、売っている米のイメージを高める工夫を一緒に考えてもらいました。

 

実際、起業後1年で融資も受けられ、楽天市場への出展を機に販路を拡大できたんですよね。今後は地元農協や研究機関とも一緒にTPP対策に取り組みたいと考えています。

 

経営学を学ぶなら、従業員と経営者、両方の視点で学ぶ意識が大切です。就職するにしても、起業するにしても、将来、経営学は必ず役に立ちますよ。