東京富士大学の強み

東京富士大学の強み

「会計」というと皆さんは、どのようなイメージを持ちますか?

石塚ゼミ(管理会計専攻)では、キャリア開発センターを利用するなどして、就職や実務に直結した会計学研究を行なっています。
講義名石塚ゼミ
講 師石塚 一彌教授
「実社会にとって重要なもの?」、「売上の計算とかのこと?」、「コンビニでの買い物も会計が関係する?」、「昼食代や交通費の支給も関係ある?」、「バイト代の支給明細に書いてあった雇用保険料や所得税も?」、「国の予算や外国との取引にも?」…。
 そうです。実社会においては、「会計」がなくてはすべての社会の機能がストップしてしまいます。実社会のあらゆる場で「会計」が必要なのです。

 会計学の授業では、「会計」の理論(どのように考えるか)と、理論に基づいた「技術・方法」について学びます。前者が「会計学概論」であり、後者が「入門簿記」、「応用簿記」です。

 さらに会計学は、「会計の機能=役立ち」に沿って、次のような発展的な研究領域を持ちます。

 まず実社会において、企業は自社の活動内容を知りたがっている人々(投資家や株主など=「利害関係者」といいます)に、売上や利益といった企業活動の成果を「数値」として示していかなければなりません。これらの人々に、どのようにしたら企業活動をきちんと伝えられるかを研究する授業として「財務会計論」があります。

 また経営者は将来に向けて、「工場を建設する」「他企業を買収する」「不採算事業から撤退する」といった重要な意思決定を行います。しかしそうした決断をするためには、それぞれの計画にどれくらいお金がかかるかを計算しておかなければなりません。企業経営の立場から、そうしたテーマを研究する授業が「管理会計論」です。

 さらに、「財務会計」で把握された数値をもとに、企業が国や地方公共団体に収める税金をどのように計算するかも重要なことです。それらの仕組みや方法論などを研究する学問として「税務会計論」があります。

 これらの授業科目に加え、本学は会計系のゼミが充実しているのが特長です。

 石塚ゼミ(管理会計専攻)では、2年次に管理会計の基礎、3年次に管理会計の実務への応用、4年次では、「就職」を意識した企業研究を基本方針として、学生たちが自らの関心や問題意識に応じた研究を進行しています。企業の会計データの宝庫である有価証券報告の閲覧や、地元企業への訪問インタビューなど、ビジネスの現場の臨場感を味わいながらの研究がモットーです。

 大学でこうした講義を受けたうえで、東京富士大学大学院に進学し修了すれば、税理士試験2科目を免除され、会計プロフェッショナルへの道も開けます。東京富士大学はこれまで、税理士や公認会計士などの職業会計人を多数輩出してきました。こうした税理士の先輩たちとの交流や、会計事務所へのインターンシップ~就職などの太いパイプも用意されています。

 もちろん資格だけでの話ではありません。

 会計学を身につけることは、ビジネスパーソンとしての基礎固めであり、将来大きく羽ばたくための大きな自信に繋がる経験と考えています。
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