学生の個性を活かしたゼミ中心の教育の実践

学生の個性を活かしたゼミ中心の教育の実践

学生の個性を活かしたゼミ中心の教育の実践

 大学での学びは、本や参考書から自分で学ぶだけでなく、人とのふれあいの中での学びが大切です。東京富士大学は、少人数教育を重視し、特にゼミの中で教員と学生、そして学生同士が共に学び合う場を積極的に作っています。特に重要なのは、演習科目です。まず1年生の時には、基礎演習とキャリア・デザインという演習科目を全員が履修することになります。
 そして本学では、他大学よりも早い時期からゼミ(専門演習)がスタートします。具体的には、2年生から専門演習を履修することになります。学生は、2年生の時にプレ専門演習(名前は、プロフェッショナルセミナーⅠ、Ⅱ)を履修し、そこで3年生から始まる本格的な専門演習(ゼミ)で必要となる基礎知識(マーケティングの調査方法や、経営学、経営戦略、経済学の基礎知識)をしっかり学びます。2年生の時のプレ専門演習でしっかり専門知識の基礎を身につけた後で、3年生から専門演習を履修することになるのです。

 ところで、2年生の時に選択したプレ専門演習では、経営戦略を学んでいたとしましょう。しかし、途中で『3年生からはマーケティングを学んでみたい』と思うこともあります。本学では、3年生の時に、もう一度、専門演習を選び直すことができます。もちろん2年生の時に選択したプレ専門演習からそのまま3年生の時に、同じ先生の専門演習を選択してもかまいません。このように途中からでも自分の進路に応じて柔軟にゼミを選び直すことができるのが本学の特徴なのです。
 そして、本学の最大の特徴であり、ユニークな取り組みとしてゼミ発表大会があります。これは、プレ専門演習、専門演習がすべて参加し、年に1階行われるものです。プレ専門演習では、各ゼミが、1年の研究成果を発表します。そして、その中から,優秀な研究を行ったゼミが表彰されます。この専門演習を通じて、仲間と協力して発表を作り上げるという協調性や、専門分野の知識を深く学ぶという思考力が身につくのです。

 なお、演習は、専門演習だけではありません。専門演習の他にも、本学では、大学以外の社会の現場で活躍している方々をお招きしたプロフェッショナルセミナーという演習科目を多数、用意しています。プレ専門演習そして専門演習と並行して、このプロフェッショナルセミナーも積極的に受講してください。囲碁や将棋を通じてコミュニケーションや日本の伝統文化を学ぶ演習や、社会や経済で現実に起きている問題をその分野の専門家から学ぶタイプの演習、さらには、イスラム・ビジネスについて学ぶ演習など多彩なプロフェッショナルセミナーが用意されています。このように多彩なゼミ・演習科目を通じて、それぞれの個性を活かした教育を実践するのが、東京富士大学の実務IQ教育なのです。
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