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【卓球部】運命のダブルヘッダー

平成29年度春季関東卓球学生リーグ戦の第5戦・第6戦が5月20日(土)に行われました。東京富士大学はここまで3勝1敗。秋春連覇のためには、もう1敗も許されません。結果次第では優勝に望みをつなげられることもできれば、下位争いに転落してしまう可能性もあるという意味で、運命のダブルヘッダーとも言える一日でした。

 

第5戦の相手は長年一部で東京富士大学と鎬を削ってきた専修大学です。昨日の5時間超えの試合の疲れが残っていないか心配ではありましたが、定刻通り試合はスタートしました。オーダーと結果は以下の通りです。

 

 

 

トップの前瀧初音選手(経営心理4年、正智深谷高校)は昨日の敗戦を繰り返さず、きっちりと一勝目を確保。2番手の平塚叶梨選手(経営心理2年、四天王寺高校)が0−3と完敗し、一勝一敗のタイとなります。勝利が期待された前瀧・林めぐみ組(経営心理4年、遊学館高校)でしたが、2−3で惜しくもダブルスで黒星を喫してしまいます。

 

 

一勝二敗と先行された場面で登場したのが、キャプテン林選手。ダブルスの敗戦を引きずることなく、3−0で二勝二敗のタイに戻します。運命の後半戦でまたも躍動したのは3年生コンビです。浅利美佳選手(経営心理3年、秋田商業高校)、滑川明佳選手(経営心理3年、桜の聖母学院高校)はシングルス・ダブルス合わせて3戦で2勝を確保。チームを勝利へと導いてくれました。

 

 

続く第6戦の相手は永遠のライバルで早稲田大学。昨日の5時間超えの試合、本日の5時間近い試合。疲れはピークに達しています。この試合に勝利すれば、翌日の中央大学との試合に望みがつなげられるという大事な試合。「4タテを狙える」オーダーと実際の結果は以下の通りです。

 

 

選手各々が持てる潜在能力をフルに発揮できれば4−0でもおかしくない組み合わせ。しかし、戦力が拮抗しているのが一部リーグです。少しでも実力を出し切れなければ、逆の結果になってしまいます。滑川選手が意地の一勝をあげたものの、「1−4」で早稲田大学に完敗を喫してしまいました。

 

これにより東京富士大学の秋春連覇の夢は絶たれ、全勝の中央大学が最終日の結果を待つことなく12シーズン(6年)ぶり25回目の優勝を飾りました。チームの大黒柱であった先輩たちが抜けた新チーム。新4年生には重圧のシーズンだったと思います。実力が発揮できない試合が見られた一方で、新3年生の躍進という新しい希望が生まれたリーグ戦でもありました。最終日は春の王者・中央大学戦です。「東京富士らしい試合」で最終日を締めくくることを期待しましょう!

 

◎強化クラブ「女子卓球部

 

◎バックナンバー

春季リーグ開幕(試合日程)
國學院大学戦(5月4日)
日本大学戦・淑徳大学戦(5月4日)
日本体育大学戦(5月19日)

 

◎アーカイブ(LaboLive)
第1戦 東京富士大 対 國學院大
前瀧 初音 対 鹿股 まりな
浅利 美佳 対 長尾 真由
林 めぐみ/前瀧 初音 対 小島 悠夏/長尾 真由
小村 歩未 対 小島 悠夏
滑川 明佳/浅利 美佳 対 松本 理沙/佐野 葉子
林 めぐみ 対 松本 理沙

第2戦 東京富士大 対 日本大
林 めぐみ 対 工藤 燈
前田 早貴 対 奥下 茜里
林 めぐみ/前瀧 初音 対 上村 碧/高原 小麦
前瀧 初音 対 向山 佳歩
平塚 叶梨/畠山 ひなの 対 小室 聖/奥下 茜里
畠山 ひなの 対 高原 小麦
滑川 明佳 対 小室 聖

第3戦 東京富士大 対 淑徳大
林 めぐみ 対 松澤 帆乃果
平塚 叶梨 対 高橋 美帆
林 めぐみ/前瀧 初音 対 竹本 朋世/松澤 帆乃果
前瀧 初音 対 竹本 朋世歩
滑川 明佳/浅利 美佳 対 高橋 美帆/島津 郁実
畠山 ひなの 対 趙 甜甜
滑川 明佳 対 島津 郁実