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ゼミ2017「『観光立国ニッポン』実現に向けた提案」(松田ゼミ)

東京富士大学は経営学を学ぶ大学ですが、ただ受動的に経営の知識を身につける大学ではありません。本学の人材育成の目標の一つが「問題解決ができる人材の育成」です。就職先の企業や、その企業が顧客としている人々などステイクホルダーが抱える課題を解決する能力を、大学の4年間で身につけることが一つの目標です。

 

 

例えば、経営学科の松田ゼミ(3年生)では「『観光立国ニッポン』実現に向けた提案」というテーマで研究を行っています。少子高齢化が進行し、人口が減少傾向にある日本経済にとって、アジアなど成長著しい新興国の成長力をどのように取り込むかは重要な課題です。

 

 

TOKYO 2020を目前に控え、右肩上がりに来日外国人が増加してはいますが、オリンピックが終わっても継続的に観光客に訪れてもらえる国造りが欠かせません。フランスやスペインのように人口を上回る観光客を呼び込める「観光立国」を実現するためには、どのようなマクロ政策が必要なのか…これが松田ゼミの3年生達が今年度取り組む課題です。

 

 

松田ゼミは日本人学生だけでなく、中国、モンゴル、ベトナムなど様々な国からの留学生で構成された多国籍のゼミです。その特徴を活かして、日本人の視点からだけでなく、訪問する外国人観光客の目線での観光政策を提案すべく、日夜議論を行っています。取りまとめた提案は12月のゼミ発表大会で披露する予定です。