新着情報

ゼミ2016「ポップカルチャーイベントの研究」(志塚ゼミナール)

志塚昌紀ゼミナールは、2年生7名、3年生10名、4年生10名の学生が在籍しています。志塚ゼミがテーマに掲げるのはエンタテイメントイベント、とくに日本の若者文化の中核をなすアニメ・マンガ、コスプレ等のいわゆるポップカルチャーイベントです。特に昨年度からは「コスプレイベント」テーマに、大学の研究と社会の実践を結びつけながら取り組んでいます。

 

コスフ?レ王国2015チラシ

 

コスプレ(Cosplay)とはコスチューム・プレイ(Costume play)を語源とする和製英語で、広義においては仮装全般を意味しますが、ポップカルチャーの文脈では、狭義の意味合いとして、「主にアニメ・漫画・ゲームなどの登場人物に扮する行為」を指して使われています。

 

IMG_6732

 

日本におけるコスプレ人口は約10万〜12万人と言われています。そして、様々な規模、形式があるものの、年間1000件以上ものコスプレイベントが全国で開催されており、コスプレに関するビジネスは国内だけで400億を超えると試算されています。また、現在日本が推し進めているクールジャパン戦略などの後押しもあり、ムーブメントは海外にまで発展しつつあります。

 

IMG_5634

 

志塚ゼミでは、この世界に誇る「コスプレ」という文化を、地域活性ツールという文脈で捉え、コスプレイベントを運営する企業と協働で研究に取り組んでいます。コスプレの可能性を徹底的に討論した後、地元住民へのヒアリング、地域とコスプレがより身近になる仕組みや仕掛けの立案、そして、実際のイベント実施。地域と企業、学生のコラボレーションにより、現在、阿佐ヶ谷と高田馬場で、この取り組みを実現させています。