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「真の少人数教育」を目指す東京富士大学ではゼミ(専門演習)での学びに特に力を入れています。実務IQを育成するゼミ教育の「今」をお伝えします。

仕事を楽しむための理論

高橋ゼミナール(経営心理コース)

21世紀を迎え単純なインセンティブ（飴と鞭）では効果が薄いようです。理由は「交換条件つき報酬（例：お手伝いにお小遣いをあげる）」を用いてしまうと，次からは同じだけの報酬があっても動機づけになりません。またこれは内発的動機づけを減少させています。本当に必要なのは「学びたい，創造したい」という動機づけなのです。

(キャリア開発センターでゼミ発表の準備中)

また最近の企業では「成果主義」をベースにした報酬が当然のようになっています。「成果主義」では業務の成果のみによって評価するため①プロセスは無視し報酬を決め，②短期で成果の出ない職務では評価が非常に低くなりがちです。さらにこれは先ほど述べたインセンティブ（飴と鞭）による動機づけの話しなのです。「学びたい」という動機で楽しく仕事をする方法について考えていきたいと思います。