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ゼミ2016「オンラインからオフラインへ:O2Oの研究」(経営学科・清水ゼミ)

皆さんは、スマホアプリに届いたクーポンをお店で使った経験はありますか?このように、ネット上(オンライン)からリアル店舗(オフライン)の集客・購買につなげるマーケティング手法が「O2O(Online to Offline)」です。

 

図1

 

インターネットは、経済に変革をもたらしています。実際の通貨を使わずにネット上で決済ができてしまうビットコインのような仮想通貨が流通したり、グローバルな範囲で資本金を瞬時に調達できるクラウドファンディングが生み出されました。

 

私たちは携帯端末としてスマホを持ち歩き、常にネットとつながっています。位置情報や購入履歴など、たくさんの情報がネット上に蓄積されています。こうした情報がビジネスで活用されています。

 

O2Oに関する先行研究によると、業種によってO2O比率が異なっています。社会そのものがネットでつながっている以上、ネットを活用していかなければ競争力が低下します。O2O比率を決定する要因を分析することでO2O比率を上昇させる方法が見つかるかもしれません。O2O比率の上昇は、業界の利益に限らず、私たちの生活を便利にします。