TFUゼミ紹介|現代の経済・金融が抱える課題を紐解く(松田ゼミ)
「真の少人数教育」を目指す東京富士大学ではゼミ(専門演習)での学びに特に力を入れています。実務IQを育成するゼミ教育の「今」をお伝えします。
現代の経済・金融が抱える課題を紐解く
松田ゼミナール(経済・法コース)
東京富士大学・松田ゼミナールは現代の経済・金融が直面する課題を分析し、その打開策を検討しています。昨年度は年金財政悪化の問題と少子化問題に取り組み、ゼミ発表大会でのプレゼンは高い評価を頂きました。
今年度の松田ゼミも2つのチームに別れ、2つのテーマの分析に取り組んでいます。テーマの1つは「子どもの貧困問題」。世界有数の先進国でありながら、子どもの6人に1人が「貧困状態」にあると言われている日本。どうして子どもが貧困な状態に置かれているのか、それは将来的にどのような問題を引き起こすのか、政府はどのように取り組み、松田ゼミはどう考えるか、などについて考えています。
もう1つのテーマは「奨学金問題」です。上昇し続ける学費に経済力がキャッチアップできない家計が増えています。その差を埋めるために奨学金を借り入れる人が増加。そのほとんどは有利子の奨学金を借り入れています。卒業後、十分な所得の仕事に就けず、返済に窮する若者が増えています。給付型の奨学金を求め署名活動も展開されていますが、本当にその解決策が妥当なのか、松田ゼミなりの考えを検討中です。
まだまだ完成にはほど遠い状態ですが、今後の夏合宿・秋合宿を通じて内容を充実させ、議論を重ね、12月のゼミ発表大会に備えます。先輩たちのように高い評価が得られるよう、頑張りたいと思います。