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第4回オープンキャンパスのご報告 「ゼミ発表大会 × 実務IQ」

第4回目の「TFU OPEN CAMPUS 2018」が6月24日(日)に開催されました! 大学ではゼミナールに所属して専門分野を研究する機会があります。 東京富士大学では、研究の成果を発表する「ゼミ発表大会」が1年に1度開催されます。 今回は伊波ゼミの活動の様子や研究内容について、指導教員である伊波先生とそのゼミ生たちから報告していただきました。 是非、大学での学びのひとつであるゼミ活動に対するイメージを沸かせてください。

伊波和恵先生(経営学科教授)

(FUJIMAGA)皆さんは、「モノを取りに行ったのに、何を取りに行ったのかを忘れてしまった」という経験はありませんか? このようなことを心理学では、認知的エラー、「アクションスリップ」と言います。

伊波ゼミではゼミ発表大会に向けて、このアクションスリップについて研究しました。 昨年度のゼミ発表大会では第3位の好成績を残しています。

(ゼミ生)一週間自分たちに起きたアクションスリップ現象を記録したことで、アクションスリップは日頃から頻繁に起こっていることが確認できています。 うっかり何かを忘れてしまった場合の対策としては、関連事項から思い出すことから始めてみると良いでしょう。 例えば、女優の名前を憶えているけれど容姿が思い出せないときは、その女優が出演しているドラマやCMを思い浮かべるといったぐあいです。

(伊波先生)私の方からゼミ生たちにいくつか質問をして、普段のゼミ活動の様子を知ってもらおうと思います。なぜ経営心理コースを選んだの?

(ゼミ生)もともと心理学には興味があったのですが、心理だけの進路は不安だと高校の先生から言われました。 そこで社会でも広く通用する経営学も併せて学びたいと思いました。

(伊波先生)心理系の授業を受講してみての感想は?

(ゼミ生)人の気持ちを学ぶことができるので、アルバイト先で活用しています。 大学の授業は難しくて堅苦しいイメージがあったけれど、そんなことはありませんでした。

(伊波先生)ちなみに、私が担当している授業では、鬱(うつ)になってしまった従業員の方を上司がどのようにフォローするか、病院とどのように関わっていくのか、ということを考えるためにシナリオを使っています。 配役を決めて簡単な劇をします。みんなが熱演してくれて楽しいですよ。

(伊波先生)Googleドライブを利用したファイルの共有など、ゼミ活動を通じてビジネススキルを彼らは自然と習得しています。さらにゼミ論文の提出を義務付けることで、アカデミック(学術的)スキルの向上も図っています。

(FUJIMAGA)仲間を作ることができて、自分の力を伸ばすことができる環境が整っているという印象を伊波ゼミから受けました。伊波先生によるゼミ全体の方向性の舵取りや支えにも安心感がありますね。