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第4回オープンキャンパスのご報告2 模擬講義体験記「『よしもと』のお笑いの秘密」


第4回目の「TFU OPEN CAMPUS 2018」が6月24日(日)に開催されました!

今回は、奥先生(イベントプロデュース学科教授)による模擬講義についてレポートします。レポートを通じて、大学での勉強をイメージしてみてください。

(FUJIMAGA)元々、奥先生はお笑いで有名な吉本興業にいらっしゃいました。大阪弁を話すユーモア溢れる先生です

 

(奥先生)人間関係の円滑化には「笑い」が必要なのです。動物の世界においても、「笑い」(微笑み)は相手に対して敵意がないことの表現方法なのです。また、「笑い」は健康とも関係があります。「笑い」があると、がん細胞が減ったり、血糖値を下げると言われています。

 

(FUJIMAGA)「病は気から」なんて言われますものね。やはり、精神的な要素は健康にとって重要なのですね。

 

(奥先生)「笑い」は研究の対象になっています。関西大学の木村洋二教授によると、横隔膜は声や表情で笑っているように装っても振動せず、本当に笑った時に毎秒2~5秒の特徴的な振動波を発生させます。横隔膜の動きからこの振動波を識別し、独自の単位「aH(アッハ)」で数え、笑いの種類や量を判断することで「笑い」を測定することができます。

 

(FUJIMAGA)万歩計のように、将来は一日での笑いの数が健康の目安になるかもしれませんね。

 

(奥先生)企業が「笑い」に取り組んでいる事例もあります。ある企業が笑いを職場に取り入れたところ、やめる社員が激減したというのです。その取り組みとは、社員が実績をあげたところでお祝いをするというものです。それほど大きくないところに目標を置き、達成したところでちょっとユーモラスなプレゼンをします。

 

(FUJIMAGA)職場の明るい雰囲気が想像できますね。奥先生の講義の中にはたくさんの「笑い」が散りばめられていて、受講者の皆さんには笑顔が溢れていました。