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10月14日 オープンキャンパス報告 「学園祭×実務IQ」

第11回目の「TFU OPEN CAMPUS 2018」が10月14日(日)に開催されました!

大学行事の中でも大きなイベントの一つである学園祭の運営を行っているのが学園祭実行委員会です。普段の講義で学ぶ経営学の知識や、イベント実習での経験を活かして、学園祭をどのように企画し運営していったのか、またその活動が就職活動にどのように活かされているかを教員と学生による対談形式でお話ししていただきました。

今回は、その内容を一部抜粋してお伝えします。机に向かうだけが大学での学びではないということがわかると思います。

田島外志美先生と千葉さん

 

(田島先生)高校の文化祭にあたるのが学園祭です。学園祭の運営を通じて経験値を高めることができます。学園祭を形作るには、みんなと協力して役割をこなす協働力や来場者を楽しませるための企画をする創造力など、さまざまな力が必要とされるからです。

 

 

(田島先生)学園祭実行委員会の仕事は多岐にわたります。本日お招きした千葉さんはステージ担当でした。

 

 

(千葉さん)私は2年生の時に初めて実行委員の仕事を経験しました。その時はライブイベントを担当しました。

 

(田島先生) 千葉さんはどうして実行委員会に入ったの?

 

(千葉さん) 「大好きなアーティストを学園祭に呼びたい!」っていう気持ちが強かったからです。普段はライブを楽しむだけですが、楽しませる側に回ってみることにも興味がありました。

 

(田島先生)初めてのことばかりでうまくいかないこともあったかと思います。失敗談はありますか?

 

(千葉さん)ライブで急病人が出てしまいました。これは自分にとって想定外のことでした。事前の救護対応が不十分だったためにドタバタしてしまい、楽しみにしていたアーティストの演奏を聴くことができませんでした(笑)

 

(田島先生)イベント運営を経験して学んだことはなんですか?

 

(千葉)物事を先読みする力が付きました。さまざまな事態をシミュレーションして、事前に対応をしておかなければいけませんからね。

 

(田島先生)イベント運営経験は就活に活かされましたか?

 

(千葉)面接では「大学でがんばったことはなんですか?」という質問を受けます。その時に学園祭運営の時の経験を話したことが面接官の印象に強く残ったようです。

 

(田島)経験したことを自分の言葉で力強く話せるというのは良いですね。大学での学びはプラスになっていますか?

 

(千葉さん)現在は流通に関する仕事(仕入・販売促進)がメインです。イベントの実務を経験していただけでは苦労したでしょうが、ここでは経営学の知識が活かされています。

 

(田島先生)最後に高校生の皆さんへメッセージをお願いします。

 

(千葉さん)やりたいことがはっきりしている人もいると思いますが、大学というのは自分のやりたいことを見つけ、考える場でもあると思います。自分らしくいられそうな大学を選んで欲しいです。