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6/23 第3回オープンキャンパス報告 模擬講義体験記(経営学科)「『年金2000万円問題』の何が問題か」

今回は第3回オープンキャンパスのプログラム、松田岳先生(経営学科准教授)による模擬講義についてレポートします。

松田先生

(FUJIMAGA)「老後に2000万円が必要になるって嘘ですよね!?」

(松田先生)「嘘じゃありません。本当なんです。 まず、多くの人が誤解しているのですが”年金だけ”で暮らせるとは誰も言ってないです。」

(FUJIMAGA)「年金100年安心というのは、年金の仕組みが100年間続くという意味だったんですね。勘違いしてました。」

(松田先生) 「65歳から夫婦2人の老後資金として1億470万円必要です。」

(FUJIMAGA)「1億円!?そんな大金を準備できませんよ・・・」

 

(松田先生)「大丈夫、安心してください。準備方法は3つあります。①「退職金」(平均2,357万円)②「年金」(25年間で6,000万円)これだけだとやっぱり2,000万円足りないんです。だから③「計画的に貯める」必要があります。子供はやがて自立するので、その分の支出は減少します。老後の準備期間を長めに見て25年間×80万円=2,000万円なので、毎月6万7,000円貯めればいいのです。子供の学費に比べればはるかに安いですよね。」

 

(FUJIMAGA)「将来必要な金額がわかっていれば、今から計画的に準備することができますね。」

 

(松田先生)「なぜあの報告書は作られたと思いますか?全世帯の30%が貯蓄ゼロという現状です。これでは将来が不安ですよね。だから若いうちから備えておく、あるいは投資をしてお金を増やして欲しいというメッセージが込められているのです。」