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JR東海はなぜ、遺族を訴えたのか?:JR東海事件判決と高齢化社会の課題【ゼミ発表大会】

東京富士大学で毎年12月に開催されるのが「ゼミ発表大会」。ゼミ発表大会とは1年間調査・研究・議論を行い、まとめた研究成果を全てのゼミナールがプレゼンするイベントです。2016年度の大会で発表される研究テーマをご紹介します。本日ご紹介するのは隅田ゼミです。

 

JR東海はなぜ、遺族を訴えたのか?:JR東海事件判決と高齢化社会の課題

 

高齢化とともに年々増加している認知症患者。特に最近では、認知症の高齢者が加害者になる事故が増加しています。特に、平成19年12月、認知症の高齢者が線路に立ち入って発生した鉄道事故では、JR東海が、その高齢者の遺族に対して、損害賠償を求める裁判を起こしました。私たちの発表は、この事件に対する最高裁判決の裏側にある様々な問題、たとえば、このような事故の起きた背景、介護現場の現実、そしてこのような事故の増加に悩む鉄道会社の事情や認知症の高齢者に対する海外の介護の事情を分析し、この事件を通して見えてきた高齢化問題の新しい課題について発表します。

 

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発表日時:12月6日(火) 15:45-16:05 @本館1階メディアホール