「ブラインドサッカー日本選手権」にイベント実習参加

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「ブラインドサッカー日本選手権」にイベント実習参加

「ブラインドサッカー」とは、視覚障がい者(全盲)によるサッカーで、パラリンピック競技になっていることもあり、近年広く知られてきています。

5/7(土)、イベントプロデュース学科のイベント実習として、日本ブラインドサッカー協会から国際審判と選手を本学に招いて、「スポ育:ブラインドサッカー体験講習会」を実施しました。学生たちはアイマスクをした状態で、さまざまな気付きのワークショップを行ないました。

7/9(土)〜10(土)の2日間、協会が主催する年に一度の「第15回 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権」に、運営スタッフとして、イベント実習参加しました。会場は、東京都調布市にある味の素スタジアムに隣接する、アミノバイタルフィールドです。初日は朝からあいにくの雨でしたが、朝7時30分に、多くの一般ボランティアの方とともに学生たちも集まりました。

ボランティアチームの全体ミーティングを経て、まずは大会の競技会場づくりです。コートのサイドボードやゴールの設置、テントの設営、備品の手配などをてきぱきと行い、試合開始に間に合わせました。
試合が始まると、視覚障がい者選手のアテンド誘導、競技中は進行サポート、場内外の観客案内、体験スポーツコーナーの運営などを行いました。
2日目は、関係者・選手たちの思いが通じたのか快晴! 逆に暑すぎるくらいでしたが、試合も順調に進み、決勝戦も行われ、二日間の大会日程を無事終えました。
大会初の有料席も売り切れ、多くのマスコミも駆け付け、大成功だったと思います。

今夏の「リオ五輪」には残念ながら日本代表は出場できませんが、Tokyo 2020ではホスト国として出場できます。これからますますの認知アップ、競技の啓蒙などの応援をしていきたいと思います。

イベント実習現場に共通して求められる力として、「コミュニケーション力」「ホスピタリティ力」=初めて出会う関係者や来場者へフレンドリーに積極的に交流できる力があります。

特に、パラスポーツの特殊性から、障がい者選手や関係者・観客対応は必須です。多様な参加者への対応を通すことで実践的な知性を磨くことができ、"実務IQ"を身に付けさせることができたと考えます。