「藍染のワークショップ」と「染色に関する座談会」を開催。

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「藍染のワークショップ」と「染色に関する座談会」を開催。

 8月27日(土)と28日(日)の2日間にわたり、本学キャンパスで育てた蓼藍を使い、その場で葉を摘みながら染めていく生葉染めの体験ワークショップを開催しました。生の葉で染めた後、水で洗うと、酸化して布が緑から柔らかな空色に変化します。その瞬間「うわあ!!」と驚きの声が上がります。伝統的な市松模様に染まった布を通じて、型染の方法や染色の歴史などを学びました。
 新型コロナウイルスの感染拡大に注意を払いながらも、2日間で約50名の参加者に体験いただきました。地元新宿の地場産業である染色について理解を深める、楽しく有意義なワークショップになったものと思います。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。(染色指導:染の里おちあい)
 また、27日はワークショップと同時進行で座談会「サステナブルなアパレルの楽しみ方 〜古くて新しい"染め"をめぐって〜」を行いました(13:00-14:20 532教室)。村山伸一様(株式会社誠和CEO)、高市洋子様(染の里おちあい代表)、永戸順也様(MUJI新宿店長)の方々に登壇いただき、サステナブルという観点から「染め」について自由に語っていただきました。
 ZOOMによるオンライン参加も併用して約35名のご参加をいただき、楽しく刺激的な会になりました。ご参加いただき大変ありがとうございました。
 なお、これらの企画は本学教員(藤森大祐 教授、志塚昌紀 専任講師)が進める「新宿 Re和 style project」が行なっている活動の一つです。