令和2年度修士論文審査会開催!

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令和2年度修士論文審査会開催!

令和3年2月6日に令和2年度(2020)修士論文の審査会が開催されました

 新型コロナウイルス汚染拡大と非常事態宣言の下、令和3年2月6日(土)、本年度の大学院修士論文の審査会が開催されました。コロナ感染防止策のため、例年と異なり、修士論文発表者と主査、副査2人での審査となりました。
 院生からの修士論文の主旨や論点などの発表後、指導教員である主査と査読した副査から論文に対する意見や改善点などが指摘され、論文提出期限までに指摘事項などを再度見直し、提出後に最終の審査判定を行う形となりました。

 本年度は、税務系8名、経営系2名、計10名。論文テーマは、税務系が「所得税の所得区分の考察」「馬券の払い戻しに係る所得区分」「寄付金課税」「役員給与の損金不算入」「交際費課税制度の在り方」「寄付金課税」「一般的租税回避行為の否認制度」「相続税の課税方式」、経営系は「中国東北地方の観光振興」「プロジェクト・チーム型組織」でした。
 大学院で税法や会計学に属する科目等の研究により学位を授与され、国税審議会から認定を受けると税理士試験の科目免除が認められる制度があります。本学大学院では、職業会計人である税理士業務を適切に行い得る能力を付与するために税務・会計学に属する研究を深める取り組みをしており、その成果として修士論文の指導に力点をおいた学修を行っています。毎年、本学での修士の学位により税務・会計学を取得し、国税審議会から認定を受けた後、税理士として第一線で活躍しています。