在校生の皆様へ、2021年度入学生の皆様へ

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在校生の皆様へ、2021年度入学生の皆様へ

2021年度春学期の受講方法について

2021年2月3日(水)
東京富士大学学長 井原久光


 現在、都内及び周辺県に緊急事態宣言が発令されております。4月からの授業の形式につきましてはこれまで、慎重に検討を重ねてまいりましたが、次のような方針で実施することとなりましたので、報告差し上げます。
 2021年度春学期の講義は、対面と遠隔を効果的に組み合わせることで最大限の教育効果を生み出す「 ハイレックス型」で実施する予定です。ハイフレックス(HyFlex)とは、Hybrid-Flexibleの略で「対面」「オンライン」の受講方法が提供され、学生がいずれかを選択することができる授業形態を指します。教員は基本的に大学の教室で授業を行い、同時にその様子をwebを通じて遠隔受講者にも配信することになります。
 ただし、多人数講義の場合、対面講義を受けられる受講者数は教室定員の1/3以下に設定します。受講生全体を2~3のグループに分け、異なる対面受講週を設定するケースも現れると思われます。その場合、対面講義を受けられる週が授業ごとに変わってきます(個別に案内いたします)ので、ご注意ください。また、科目によっては一部の日程が遠隔授業のみとなるケースもございます。これらは、大学全体の密を回避するための措置ですので、ご面倒をおかけしますが、ご理解ご協力のほど、お願いいたします。
 全科目の講義予定表(対面か遠隔か、遠隔授業の方法など)を、3月下旬までにコースパワー等で配信する予定ですので、そちらも参考に、受講科目の選択を行なってください。
 「ハイフレックス型授業」は、対面授業と遠隔授業双方の良さを生かせるような授業形態と考えておりますが、日程や構成が複雑なため、学生の皆様にはスケジュール管理を徹底して頂くことになると思います。また、対面授業であっても遠隔受講生との対話を行うため、通信デバイス(PC、タブレット、スマホなど)を利用することも考えられますし、1限が対面で2限が遠隔…といった場合、学内での遠隔受講用にやはり通信デバイスが必要となります。このようなご負担もおかけいたしますが、デジタル時代の受講姿勢のひとつとして、何卒ご理解ください。

 本学としましても、動画配信用設備の充実、構内LANの強化、通信機器の貸し出しなどの支援、教職員研修、遠隔授業専用受講教室の設置など、遠隔授業の実施環境をさらに整備する一方、対面授業の機会増加に伴い、感染対策のさらなる強化を進めていく所存です。
 また、五輪開催の関係で、春学期は、4/12(月)~7/16(金)(大学院は7/17(土)まで)の14週間、100分授業で行います( 添付資料)。それに伴い、各時限の開始・終了時間の変更や、休日における開講など、変則的なスケジュールとなりますが、ご了承ください。
 以上の来年度の授業受講方針については、進級生オリエンテーション(3月下旬)と新入生オリエンテーション(4月上旬)において、直接詳しくご説明申し上げる予定です。オリエンテーションの日程と開催方法については、ホームページやコースパワー、メール等で後日告知いたしますので、逐次確認の上、ご出席をお願いいたします。

学部授業時間及び学事日程
大学院授業時間及び学事日程