本学で「おも活:サービス介助講習会」実施しました! ~新イベント実習「Oh!もてなしクルー育成プログラム2016」~

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本学で「おも活:サービス介助講習会」実施しました! ~新イベント実習「Oh!もてなしクルー育成プログラム2016」~

春学期より、イベントプロデュース学科の科目「イベント実習」が、新しく「Oh! もてなしクルー育成プログラム」としてスタートしています。「ブラインドサッカー講習会」「フェイスペインティング講習会」「インプロ(即興演劇法)講習会」「トランシーバー講習会」に続き、6月18日(土)、「おも活(おもいやり・おもてなし活動)~サービス介助講習会」を実施しました。

「おも活」とは、約12万人が取得している民間資格「サービス介助士」を育成・認定している日本ケアフィット共育機構様が実施する特別授業です。視覚障がい者、聴覚障がい者、車いす利用者など、お手伝いが必要とされる人へのホスピタリティあふれる介助の方法を実践を通して学べます。
本学に同機構よりインストラクターの方をお招きしての座学から。まず昨年施行された「障害者差別解消法」のこと、日本の100歳以上の方が6万人いること、高齢者割合が急増していること等をじっくりと教えていただきました。
続いて、「サービス介助体験」を行いました。視覚障がい者への対応の仕方では、学生同士がペアとなって対応し合いました。聴覚障がい者への対応は、口話、筆談、手話を体験。車いす利用者への対応は、実際に車いすに乗り合って実体験しました。

学生達は、ほんの1センチの段差でも車いすが進みにくいこと、ドアノブが握りにくいこと、持ち上げる時に注意することなど、多くの気付きと学びを得たようです。
受講後のレポートでは「街の中で白い杖を持った人、車いすに乗っている人を見かけたら、今後は積極的に関わりを持ち、少しでも役に立ちたい」との記述も多く見られました。

今後7月9日-10日に開催される「ブラインドサッカー日本選手権」の運営にボランティア参加する予定ですが、サービス介助の基本を実際に体験してから参加することで、より深い理解の元でボランティアできることと思います。日本ケアフィット共育機構様、ありがとうございました。

イベント実習では、団体・企業・自治体等との提携により、実際に様々な体験を行うことで得られる気付き・学びを通して、実務IQを鍛えていきます。