本学でブラインドサッカー体験講習会実施しました! ~新イベント実習「Oh!もてなしクルー育成プログラム2016」~

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本学でブラインドサッカー体験講習会実施しました! ~新イベント実習「Oh!もてなしクルー育成プログラム2016」~

イベントプロデュース学科の科目「イベント実習」は、春学期より新しく「Oh! もてなしクルー育成プログラム」としてスタートしました。
Tokyo 2020に向けてイベントスタッフが身に付けるべき7つの力、「ボランティア力」「ホスピタリティ力」「コミュニケーション力」「対応力」「サービス力」「機動力」「救急力」。これらの"イベントおもてなし力"を育成する特別なプログラムを、学習メニューとして採り入れました。

【プログラム例】
●「スポ育」-ブラインドサッカーを通したダイバーシティ(多様性)教育プログラム。
 提携:(特活)日本ブラインドサッカー協会様
●「おも活」-お手伝いが必要とされる人へのホスピタリティあふれる介助の方法を学ぶプログラム。
 提携:(公財)日本ケアフィット共育機構様
●「救急法」-アウトドアでのスポーツイベントや音楽フェス等の現場で対応できる救急法プログラム。
 提携:新宿区消防署様

ブラインドサッカー体験講習会

5月7日(土)、本学に日本ブラインドサッカー協会様に来ていただき、「スポ育~ブラインドサッカーを通したダイバーシティ(多様性)教育プログラム」を実施していただきました。
「パラリンピック」競技として、最近注目のブラインドサッカーですが、学生達は「テレビのニュース等でなんとなく観たことはあるが、実はよく知らない」とのことで、まず、ブラインドサッカーとは何か?を知ることから。
協会・ダイバーシティ事業部 井口健司部長より、協会の成り立ち・経緯、構成・事業内容、競技の特徴・ルール等をじっくりと教えていただきました。
続いて、本館地下にある武道場に移動して「ブラサカ体験」を行いました。
視覚障がい者の中でも、全盲の選手が行う競技がブラインドサッカー。まずは、学生達も目隠し状態を経験しながら、見えないことの大変さ、コミュニケーションの大切さに気付くウォーミングアップから。視覚が無いことの恐怖と仲間のサポートの感動とを同時に味わいました。
次は、ボールを使ったチーム対抗のミニゲーム。成績を上げるためには作戦が必要とのことで、各チーム真剣にミーティングを繰り返しました。
最後に、目隠し状態でボールを蹴ってピンに当たる競技体験を行いました。
今回お越しいただいた日本代表でもある寺西 一選手によるデモでは、サッカーボールが発するマラカスのような音とかけ声をたよりに、自在にボールを扱う様子に、学生達はとてもびっくり。
半日の体験でしたが、学生たちは多くの気付きと学びを得たようです。
この体験講習を経て、7月9日-10日に開催される「日本選手権」の運営にボランティア参加します。協会や競技のことを知り、実際に体験してから参加することで、より深い理解の元でボランティアできることと思います。
日本ブラインドサッカー協会様、貴重な機会をありがとうございました!

イベントプロデュース学科では、団体・企業・自治体等との提携により、実際に様々な体験を行うことで得られる気付き・学びを通して、実務IQを鍛えてまいります。