東京都商業高校合同学習「東京プランニング・ラボ」がスタート!

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東京都商業高校合同学習「東京プランニング・ラボ」がスタート!

都立商業高校合同学習「東京プランニング・ラボ」第1回が開講!
 ~本学・山川悟教授(マーケティング論)が講師を担当~

 2018年9月8日(土)、都立商業高校合同学習「東京プランニング・ラボ」第1回が開講されました。 
 これは、東京都立商業高校の生徒に実践的なマーケティングの学びを体験させることを通じて、ビジネスに対する本質的理解や進路ビジョンの形成に繋げようとする試みで、教育庁(東京都教育委員会)による商業教育改革の一環として今年度より実施されるものです。

 本案件につきましては、本学の山川悟教授(マーケティング論)が、講師及び講義計画立案、対企業へのコーディネートなどを務めています。
 東京プランニング・ラボへは、都立の5つの商業高校から30名の生徒たち(主として1年生)が自主的に参加、マーケティングの基本を学びながら、都内協力企業・団体が提示してくれたテーマに対し、企画立案を進めていきます。例えば「ミステリー小説を若い人たちにもっと読んでもらうためのプラン」「ボディシートがSNS話題になるためのプロモーション計画」「板橋の逸品・かりんとうの拡販計画」などがそのテーマです。

 また、日経流通新聞を読んで自分の気になった記事を発表したり、最近売れているお菓子を食べながら販売好調の背景を考えたりするなど、楽しみながら学習を展開できるプログラムも用意されています。
 講義では、「マーケティングの仕事とは」「情報収集・調査、分析の基礎」「ターゲット設定と顧客理解」「コンセプトワークと発想法」「販売促進企画の立案」「広告制作」など、実務に直結する方法論の獲得を目指します。そのうち2回は大学生の"助っ人"が参加し、高校生と交流しながらプランを完成に導く予定です。
 こうした学習・研究・企画期間を経て、2019年3月23日(土) には、協力企業の方を招いてのプレゼンテーション、成果発表会(6チーム6テーマ)を開催いたします。
 昨日は初回ということもあり、生徒たちはやや緊張した面持ちでしたが、ディスカッションや発表などが活発に行われ、互いに大いに刺激になったようです。
 なお、企業やNPO法人、大学・専門学校、地域・商店街等の立場から、都立商業高校生にビジネスを実地に学ぶ機会を提供したいという方、本カリキュラムにご興味があるという方は、ぜひ「商業教育コンソーシアム東京」のサイトをご覧ください。

 東京富士大学では商業教育コンソーシアム東京の趣旨に共鳴し、今後とも商業教育に対するさまざまな支援を行っていく予定です。
■「東京プランニング・ラボ」概要
・学習期間; 2018年9月8日~2019年3月23日(7ヶ月間)、月1回開催・@3h×7回
・開催場所; 都立第四商業高校(練馬区貫井3-45-9)
・主催; 教育庁指導部高等学校教育指導課「商業教育コンソーシアム東京」
・講師; 山川 悟(東京富士大学経営学部教授・マーケティング論)

■参加高校(全て東京都立)
・第三商業高校
・第四商業高校
・大田桜台高校
・芝商業高校
・葛飾商業高校

■課題提供企業(敬称略・順不同)
・伊勢半本店
・花王
・日経メディアプロモーション
・光文文化財団
・中野製菓
・東京都信用金庫協会

■商業教育コンソーシアム東京・webサイト
 ➡ webサイトはこちらをご覧ください。