高校教員の皆様へ

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高大連携

東京富士大学では、高校との相互の教育交流を通じ、高校生の視野を広げ、進路に対する意識や学習意欲を高めることを目的に、高校と大学との教育連携(高大連携)を推進しています。連携を通じて、大学・高校の求める学生像や教育内容への理解を深め、大学教育・高校教育の活性化を目指しています。
高大連携の取り組みについて東京富士大学の高大連携では、以下のような連携の形を進めています。
●大学授業や各種公開講座へ、高校生を聴講生として受入れいたします。
●大学教員による高校への出張講義や進路相談会などを実施いたします。
●連携校は東京富士大学施設の利用ができます。
●高校・大学教育の質的向上のための、教職員向け研究会を実施いたします。
●東京富士大学に進学をした学生に関して、進学後の様子をお伝えしたり、大学教員が学生の高校時代の様子を知るための、情報交換や交流の機会をつくります。

上記以外にも、高校・大学相互協議の上、多様な連携の形を検討していきます。

事例1、都立第四商業高校「パッケージデザイン研究」をテーマに連携授業を実施

 2015年9月~11月、東京富士大学と都立第四商業高校との間で連携授業が実践されました。これは「ビジネスデザイン」合計15時間の授業枠で行われたもので、山川悟教授(マーケティング論)による高校生への出張講義、大学生参加による合同授業(ゼミ形式)、大日本印刷㈱様を訪問しての施設見学とインタビュー、新たなパッケージ開発に向けたアイデア会議、プレゼンテーションといったカリキュラムが展開されました。

 高校生たちの評判は上々で、「ディスカッション中心の授業が新鮮」「こういう機会をぜひ増やしてほしい」「自分で考え、自分で実践することの大切さを感じた」「緊張感があってよかった」「大学生は遊んでいるようでいて、実は色々と大変だということがわかった」といった声が寄せられました。
 大学生たちが高校生の各チームに入り、進路の悩みの相談に乗るなど、「ちょっと年上」の先輩に話を聞いてもらうことも、貴重な体験になったものと思われます。

 なお、インタビューの内容につきましては 「GMT企業訪問」のコーナーをご覧ください。

連携授業の流れ(「ビジネスデザイン」合計15時間で実施)

授業風景

事例2、東京都生徒商業研究発表大会への支援・参画

 平成27年度より、東京都生徒商業研究発表大会(兼全国高等学校商業研究発表大会東京都予選/主催・東京都商業教育研究会調査研究分科会)を、東京富士大学二上講堂で開催して頂いております。
 この大会は、東京都の商業を学ぶ生徒が自ら課題を設定し、その解決を図る研究活動を発表するという趣旨で毎年開催されています。「街づくり・地域活性化」「商品開発」「インバウンド対策」「地産地消」「地域課題の解決」など、それぞれの地域特性を生かした課題設定、調査研究、プロジェクト実践が行われ、大変レベルの高いプレゼンテーションが交わされます。

 東京富士大学では、会場提供や学生による受付サポートなど、大会運営に全面的にご協力させていただくとともに、マーケティングや地域開発を専門とする教員が大会審査委員及び全体の講評を行なうといった参画をしております。
 本学では今後とも、商業を学ぶ高校生たちとの教育連携をさまざまな形で進めることにより、わが国の実務教育の向上に寄与していきたいと考えております。

発表風景

お問い合わせ

アドミッションセンター高大連携担当
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-8-1
TEL:03-3368-0351 FAX:03-5386-2451 E-mail:koudai@fuji.ac.jp
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