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ゼミ2017「宮田商店会の活性化案を検討する」(松田ゼミ)

東京富士大学は経営学を学ぶ大学ですが、ただ受動的に経営の知識を身につける大学ではありません。本学の人材育成の目標の一つが「問題解決ができる人材の育成」です。就職先の企業や、その企業が顧客としている人々などステイクホルダーが抱える課題を解決する能力を、大学の4年間で身につけることが一つの目標です。

 

 

例えば、経営学科の松田ゼミ(2年生)の今年度のテーマは「宮田商店会の活性化案の検討」です。地元・高田馬場の小規模商店会である宮田商店会がもっと元気な商店会になるための施策を検討し、それを商店会の方々に提案し、実際に活性化策を実行に移すことを今年度のテーマにしています。

 

 

4月〜5月のゼミでは、ゼミ生たちが各々宮田商店会を歩き回り、地元商店会がどのような問題点を抱えているかを探りました。それと並行して、他地域の商店会で活性化に成功した事例を調査。宮田商店会に適用可能な活性化策が無いか、議論を繰り返しています。

 

 

ゼミを担当する准教授の松田先生によると、「まだアイデアベースである」としながらも、現在のところゼミ生たちが検討している活性化策としては以下のようなものがあるそうです。

 

「ジモフェス」(地元の児童・生徒・学生による大音楽祭)
「Red Pepper Road」(唐辛子ロード)作戦
・ジモキャラ「からえもん」(仮称)によるブランディング
「馬場に眠る?!宝物を探せ!」
・東京下町レトロ「宮田『平安』商店街」(平安時代食をご提供)
・宮田商店会「ポスター総選挙」
マルシェ・ミヤタ(朝市・フリーマーケット)
・宮田商店会大復活祭「ギネスに挑戦!ジャンボ海苔巻き」

 

今後、現地の交通量調査なども行いながら、企画の実行可能性についてゼミ内で検討した後に、具体的な提案書の作成にとりかかるということです。