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【模擬講義体験記】「ミライ体験:中間管理職はつらいよ!」

オープンキャンパスでは経営学科、イベントプロデュース学科、それぞれの教員が普段の講義をコンパクトにまとめ、模擬講義を行います。高校生の皆さんと年齢が近い学生広報スタッフにも模擬講義を受けてもらい、高校生目線で模擬講義の体験記を書いてもらいました。今回は第5回オープンキャンパスのプログラム、ミライ体験「中間管理職はつらいよ!!」をレポートします。

 

石田匠氏(株式会社想通プロダクションマネジャー)

 

【FUJIMAGA】中間管理職というのは、社長さんでもなく平社員でもない会社員というイメージですね。具体的な役職名だと課長さんや係長さんが思い浮かびます。

 

【山口先生】どんな仕事をしているの?

 

【石田さん】会社はコンピュータのプログラミング技術を使ってソフトウェアなどを開発しています。私は、現場(生産部門)と経営者、さらに顧客の間に入ってスケジュールの管理を行っています。言うなれば、滞りなくスムーズに進行するための「モノづくりの潤滑油」の役割ですね。

 

 

【山口先生】困った部下はいるの?

 

【石田さん】指示の内容を理解せずに「はい」と返事をしてしまう人ですね。

 

【山口先生】それは学生にも言えますね。「わからない」と言ってくれればそこを教えられるけれど、何も言ってくれないとわからないままになってしまう。

 

【FUJIMAGA】「わからない」という言うことは恥ずかしいことではないということですね。わからないことをそのままにしてしまうと、大学でも社会でも大変なことになってしまうのですね。

 

【山口先生】高校生にアドバイスはある?

 

 

【石田さん】面接時に考えて話をして欲しいですね。どうしてこの質問をするのかと、質問者の意図を汲み取れるといいですね。あと、嘘はつかずに正直なことですね。面接官に嘘は通用しません。

 

【山口先生】ゼミ生で、自己PRが「なにもありません」という子がいるのだけれど、どうすればいい?

 

【石田さん】履歴書が書けなくても、しゃべりの力でカバーするという方法もありますよ。

 

【山口先生】今から考えて、大学時代にしておけばよかったことは?

 

【石田さん】もっと経営学を勉強しておけば良かったですね。大学の講義で学べたのに、社会人になって分厚い本を時間をかけて読んでいます。だけど、わからないことがあってもすぐに質問することはできません。

 

【FUJIMAGA】それだけ経営学が社会で役立つということですね。他にもたくさんの貴重なお話がありました。この対談の全容を知りたい方は、「第5回オープンキャンパスのご報告」の記事に動画がありますのでご覧ください。

 

◎対談動画

 


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