新着情報

2023年度授業レポート:イベントプロデュース学科「基礎演習」〜タクナルプログラム②

イベントプロデュース学科の1年次の演習科目「基礎演習Ⅰ、Ⅱ」では、大学で必要となる基礎的な学修スキルを身につけるとともに、(株)リアセックが提供する「タクナル」というアクティブラーニングプログラムを活用し、チームや個人による課題解決・発見能力を高めるための手法なども学んでいきます。このプログラムを進行するのは、「ティーチング・アシスタント(TA)」と呼ばれる3年生。仲間などとの横のつながりや先生との距離に不安を抱く1年生に対し、先輩からのサポートを通じて、安心した学びの環境を提供しています。今回は、TAによるプログラム報告をお届けします。

タクナルプログラム「情報を集めてみよう〜オススメのダイエット法を紹介しよう」

皆さんはじめまして!志塚ゼミTA、イベントプロデュース学科3年の畑れいなです!

今回は「オススメのダイエット法を紹介しよう」というプログラムに3週にわたって取り組みました。プログラム目的は、タイトルのとおり、グループでおすすめのダイエット法を紹介しようというもの。

簡単では…?と思われるかもしれませんが、おすすめのダイエット方法をプレゼンするにあたって「どのように情報を集めるか」、「どのように説得力のある情報を提案するか」、さらに、「いかに興味関心を引くスライドを使うか」、「わかりやすいスライドを作れるか」などが重要で、細かく考えながらプログラムに挑戦しなければなりません。

あれ?そうなると、少し難易度が高いかな…。と思うかもしれません。そこで、議論が行き詰まらないようにフォローしたり、グループワークに入るのが苦手な子たちが居れば、声をかけてグループ全員でディスカッションできるようにしたりするのがTAの役目です!!

1週目は、正しい情報収集の方法について学びました。「拡散ワーク」では、知っている情報や知りたい情報を個々で書き出し、とにかく多くの情報を出していきます。そして、「収束ワーク」では、情報を細かく分類し、出てきた情報について検討しながらまとめていきました。

2週目は、プレゼンテーションの台本作りとスライドづくりの基本について学びました。プレゼンテーションにおいて有効なスライドを作るためには、具体的な数字を用いることが重要です。そこでGoogleフォーム使ったアンケートの作り方についても学習しました。授業後、学生自身がSNS等でアンケートを効果的に利用しているのを目にし、明確な数字を出すことが説得力のあるプレゼンに繋がることをよく理解していたと感じました。
 
3週目は、いよいよ「オススメのダイエット方法」の発表です。各グループ様々なダイエット方法について調べ、どれも感心する内容ばかりでした。特に、「テーマに基づいて細かく流れや内容を考える」という点について、どのチームも以前より成長しており、大変嬉しく思いました。

今回のプログラムを通じて、テーマに基づいた企画の立案方法や、プレゼンをもっと見たい!聞きたい!と思ってもらえる資料づくりなどについて学ぶことができました。また、様々な情報を見極めて提案することが重要だと気付くことができる機会にもなったと思います。今回の経験を次のプログラムに活かすことで、さらにレベルアップしてもらいたいと思いました。

ここまでご覧いただきありがとうございました。今後もTAからの情報発信がありますので是非ご覧ください!

(イベントプロデュース学科3年 畑)