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2024年度授業レポート:イベントプロデュース学科「基礎演習」〜タクナルプログラム①

イベントプロデュース学科の1年次の演習科目「基礎演習Ⅰ、Ⅱ」では、

大学で必要となる基礎的な学修スキルを身につけるとともに、

(株)リアセックが提供する「タクナル」というアクティブラーニングプログラムを活用し、

チームや個人による課題解決・発見能力を高めるための手法なども学んでいきます。

このプログラムを進行するのは、「ティーチング・アシスタント(TA)」と呼ばれる3年生。

仲間などとの横のつながりや先生との距離に不安を抱く1年生に対し、先輩からのサポートを通じて、

安心した学びの環境を提供しています。

今回は、TAによるプログラム報告をお届けします。

タクナルプログラム「ギャップの王様」

こんにちは!イベントプロデュース学科3年の山田です。

東京富士大学では1年次から基礎ゼミがあることが特徴ですが、

イベントプロデュース学科ではTA(ティーチングアシスタント)という3年生が1年生のサポートをしています。

TAについて説明しましたが、「そもそも基礎ゼミって何をするの?」と、あまりよく分かっていない生徒さんも多いのではないでしょうか。

イベントプロデュース学科の基礎ゼミでは、社会人に必要な力を身につけるため『タクナル』という教材を用いて、グループワークや議論の仕方を一から学んでいきます。

先日、今年度最初のタクナルを使用した講義が行われました。

今回のねらいは、「議論をするうえでの基本的なスタンスを学ぼう」ということで、相互理解ゲーム「ギャップの王様」を行いました。

 

「ギャップの王様」は、お互いの意外な一面を知り、相互理解を深めることができるゲームです。

早速、講義の様子を見てみましょう!

 

はじめは個人ワークを行います。ワークシートの中央に名前を記入し、その周りに自分を表す7つのキーワードを書き込みました。

この段階でなかなか手が動かない学生も見られましたが、ハードルを下げるためにいくつか例を挙げてみたところ、少しずつ空欄を埋められていました。

 

個人ワークの次は、チーム内で発表を行いました。

1人2分ずつ、キーワードについて具体的に説明していきます。

「え~っ!」「すごい!」など、様々なリアクションが見られ、どのグループも大いに盛り上がっていました!また、余った時間は発表者へ質問をすることで、話を掘り下げる様子も伺えました。

最後にチーム内でギャップの王様を決定し、全体で発表を行いました。全体での発表は、まだ苦手意識を持っている学生が多いようですね…

これにて、タクナル最初のプログラムは終了です!

学生に感想を聞いてみたところ、「お互いをよく知ることができた」「みんな反応が大きくて嬉しかった」など、ポジティブな感想が多く挙がりました。

これから1年間、全15回あるタクナルのプログラムを通して、ひとりひとりがどのように成長していくのか楽しみですね。

ここまでご覧いただきありがとうございます。

今後も4人のTAによるWeb記事が公開されますので、どうぞお楽しみに!

 

(イベントプロデュース学科3年 山田)