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【模擬講義体験記】「マーケティングを学べば○○なんて怖くない!」

オープンキャンパスでは経営学科、イベントプロデュース学科、それぞれの教員が普段の講義をコンパクトにまとめ、模擬講義を行います。高校生の皆さんと年齢が近い学生広報スタッフにも模擬講義を受けてもらい、高校生目線で模擬講義の体験記を書いてもらいました。今回は第4回オープンキャンパスのプログラム、山川悟先生(経営学科教授)による模擬講義についてレポートします。

 

 

【FUJIMAGA】経営学の中にマーケティングという分野があるそうですが、マーケティングってどんなことをするお仕事なのですか?

 

【山川先生】マーケティングの仕事には、(1)商品開発、(2)ブランディング、(3)販売促進、(4)広告宣伝があります。マーケティングの例をいくつか挙げると、アキレスの「俊足」は、カーブを曲がりやすくするために靴底を非対称にしました(商品開発)。シャープは「プラズマクラスター」という商品そのものではなく、技術をブランド化しました(ブランディング)。グリコは「オフィスグリコ」という形で会社にお菓子を売っています(販売促進)。TIGER & BUNNYというアニメに登場するヒーローには企業ロゴが付いています(広告宣伝)。

 

 

【FUJIMAGA】なるほど。どれも見聞きしたことがあるものですね。私たちは知らないうちにマーケティングという手法に触れていたのですね。

 

【山川先生】企業組織におけるマーケティング業務は多数あり、実務上不可欠な知識なため、マーケティングを学ぶメリットは大きいです。マーケティングの具体的な実務を挙げると、調査分析・エリア戦略・ネーミング・消費者ニーズ・販促計画・企画書などがありますが、これらの土台となるのが数学・地理・外国語・心理・法律・情報です。したがって、基礎教養をベースに「総合的な知」としてマーケティングは成り立っているのです。

 

 

【FUJIMAGA】大学4年間でマーケティングをしっかり学べば、社会で活躍できる可能性が高まることを強く実感しました。

 


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