2024年度授業レポート:イベントプロデュース学科「基礎演習」~タクナルプログラム⑥~
みなさんこんにちは!イベントプロデュース学科3年の加藤美沙です。
今回のタクナルプログラムでは、「効果的な情報分析について考えよう」をテーマに、
「新入生におススメの住む街」を提案しました。
これは、新入生のトキワさんが出した4つの条件に加えて、自分たちで1つ条件を追加したうえで、
おススメの住む街を「南千住、「赤羽」、「新御徒町」、「中野」の4つのなかから情報を分析して選ぶというものです。
1週目で議論をし、2週目にはゼミをシャッフルして普段とは違うゼミで発表を行いました。どのような軸を持ち情報分析を行うかがポイントとなります。
1週目ではトキワさんが希望する条件について調べつつ、学生達がトキワさんに提案したい新たな条件を、
その理由とともに考えました。どんな条件を付け加えれば、その街が魅力的に感じるのか、
またどのような情報を参考にすればよいか苦戦している学生が多いように感じました。
例えば治安の良さをアピールする際、ネット記事の治安の良さランキングだけでは説得力に欠けてしまいます。
一方で、警視庁などの公的機関が出す犯罪件数や発生率を使うと具体的になり、
情報の出所としても信頼がおけるので、信憑性も上がります。このようなことを意識して取り組むようにアドバイスしました。

2週目の発表会は、いつも所属しているゼミと違う環境下で行いました。
春学期と比べると、資料の見やすさや発表の構成などの点で成長を感じました。
また、利用する情報の説得力に対しても意識されていたように感じました。その一方で、他グループの発表に対する質問が弱かった印象でした。
質問は、相手の発表をより良くする効果があります。次回以降、相手の発表内容に対して理解を深め、質問をすることに意識を向けるように臨むことで、一層のレベルアップが期待されます。

ここまでご覧いただきありがとうございました。
今後もTAからの情報発信がありますので、楽しみにしていてください。