総合型選抜対策講座
東京富士大学の総合型選抜は、「課題型」(課題の出来を重視)、「活動実績型」(課外活動を重視)、「卒業生子女等型」の3つのタイプから選べます。ここでは、例年利用者が多い2つの型についての入試対策をご紹介します。
課題型とは?
課題型は、本学の総合型選抜の中で唯一事前課題が課されるものです。募集要項に掲載された課題の中から、自分が最も書きやすい課題を選択し、執筆して下さい。
原則として多様な回答が可能な課題を課しています。また、課題は色々な人と相談しながら作成できるのが特徴です。ご家族や高等学校の先生と相談したり、図書館やインターネットで情報を収集しながら、自分なりの回答を作成することが可能です。
課題例
都心の住宅街にある A 銭湯は、近年入浴客が少なくなっています。常連客の高齢化も進んでおり、今後の存続が危ぶまれています。あなたのような若者を呼び込むために、どのような対応策が有効だと思いますか。有効だと思われる策を4つあげ、その理由を説明しなさい。
出願までの流れ
こんな対策をしよう!
面接対策として、提出した課題に対する回答を準備しましょう。
本学の入学試験で課される面接では「人物重視」という原則があります。
面接の場では、学力の測定よりも、本人の「人間力」を多角的な観点から測定することを重視しています。
総合型選抜(課題型)の志願者に限っては、提出された課題の内容に関連する質問が課されます。提出した課題の回答内容についてきちんと理解し、質問されても回答できるようにご準備下さい。
活動実績型とは?
活動実績型は、受験生の皆さんの課外活動の実績を重視する入試方式です。
以下の5つの分野のいずれかで活動実績のある方が出願資格を有しています。
それぞれの活動実績には基準があります(例:生徒会活動=会長もしくは副会長を経験していること)。詳しくはこちらをご覧下さい。
活動実績型5つのタイプ
5つの分野の中で若干複雑な「①資格」について以下で解説を加えます。
「資格」と一言に言っても、英検からご当地検定まで、世の中には様々な資格が存在します。本学の総合型選抜で高等学校時代の活動実績として認められる資格は、以下の5つのタイプ(区分)にわかれます。
①英語 ②簿記 ③情報関係 ④漢字 ⑤流通
5つのタイプについて、それぞれ活動実績として認められる資格が指定されています。
資格にはそれぞれのランク(級)に応じたポイントが与えられ、「2ポイント」以上の資格を持っている場合は、この「活動実績型」での出願資格があります。詳しくは検定資格ポイント表をご確認下さい。
ポイントが不足している場合
❶英語(TOEIC:300点)1ポイント+❷簿記(全商簿記3級)2ポイント=合計2ポイント
資格によっては1ポイントしかポイントが付かないものもあります。その場合でも、別の資格区分で1ポイントの資格を持っていれば、両方のポイントを合計して「2ポイント」と計算し、出願資格を手に入れることができます。例)①英語で1ポイント、②簿記で1ポイントの資格を持っている場合、合計2ポイントで出願することができます。
こんな対策をしよう!
東京富士大学のスタッフにお気軽にお問い合わせ下さい。
資格によっては複雑な認定要件があります。不明な点につきましては、オープンキャンパスの個別相談や学校見学の折にでもスタッフにご質問・ご相談下さい。