セーンジャー准教授、須坂産馬頭琴で魅了!大阪万博へ響く故郷の音色

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セーンジャー准教授、須坂産馬頭琴で魅了!大阪万博へ響く故郷の音色

東京富士大学のセーンジャー准教授による馬頭琴コンサートが、2月23日に須坂市子育て就労総合センターbotaにて開催され、約130名の聴衆がその音色に魅了されました。

セーンジャー准教授は、モンゴルの伝統楽器である馬頭琴の奏者として知られています。今回のコンサートでは、須坂市産の桜とスギの木材を用いて製作された特別な馬頭琴がお披露目されました。この馬頭琴は、セーンジャー教授と須坂高校OBで歌手の上條典夫さんが中心となり、約10ヶ月の歳月をかけて完成させたものです。

コンサートでは、モンゴルの伝統的な楽曲に加え、「赤とんぼ」や「アメージング・グレイス」といった馴染み深い楽曲も演奏されました。須坂の自然の中で生まれた馬頭琴の素朴で深みのある音色が会場に響き渡り、聴衆は心揺さぶられるひとときを過ごしました。

セーンジャー准教授は、「須坂の馬頭琴を世界に響かせたい」と語り、10月には大阪万博での演奏も予定されています。須坂の木材から生まれた馬頭琴が、万博の舞台でどのような音色を奏でるのか、期待が高まります。

また、コンサートでは、セーンジャー准教授と共に馬頭琴の振興に取り組む本学教授の上條典夫さんも出演し、セーンジャー准教授の馬頭琴に合わせて熱唱しました。お二人の息の合った演奏は、聴衆を大いに沸かせました。

今回のコンサートは、須坂市のケーブルテレビ会社Goolightが主催し、地域の人々にとって忘れられない素晴らしい音楽体験となりました。

東京富士大学では、セーンジャー教授の活動を支援するとともに、今後も様々な文化活動を通じて地域社会に貢献していきます。