令和5年度(2023)修士論文審査会開催

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令和5年度(2023)修士論文審査会開催

令和6年2月10日(土)、令和5年度の大学院修士論文審査会が実施されました。

 本年度は、審査対象が税務系12名、会計系1名、計13名です。税務系の論文テーマは、所得税・法人税に係る研究、相続税制の考察、インボイス制度導入への諸問題の一考察など多岐にわたっています。会計系は税効果会計に関する研究です。

 審査会は、初めに院生から「論文の主旨と論点など」が説明され、その後、主査・副査の教員から質疑応答がなされます。研究論文の論理性や仮説と院生の主張の整理の妥当性、判例の扱い方などの視点から評価する点や改善点が挙げられました。本学の大学院の税務系の論文は年々研究内容が充実してきており、教員からも評価の高い論文が多く見られます。院生は、審査会で指摘された修正・改善箇所があれば再度見直し、論文提出期限までに提出し、最終の審査判定を行うことになります。
 
 本学の大学院で税法や会計学に属する科目等の研究により学位を授与され、国税審議会から認定を受けると税理士試験の該当する科目免除が認められます。今年度も大学院生及び大学院修了者から5名の税理士試験合格者がでています。

(写真は、審査会の審査の様子)