2026(令和8)年度向け・大学院入試説明会
2026(令和8)年度向け・大学院入試説明会が開催された
2025年9月6日(土)午後1時から「2026年度向けの大学院入試説明会」が本学本館1階のメディアホールで開催されました。
大変暑い日の中、大学院入学希望者34名の方が出席されました。その内訳は社会人30名と大学生4名でした。
まず、青山大学院研究科長から「本学大学院の教育研究の取り組みと実績」についての説明がなされた。本学大学院は2008年4月に開設、本年度で17年目になり、その間、大学院の志願者総数383名、入学者総数216名になっています。近年は、税務会計分野で税理士を目指す院生が多くなっています。その背景には、毎年度、税理士合格者を多数輩出し、昨年度11名が税理士試験合格・税理士登録と、その実績が高く評価されていることです。
次に、2025年3月に本大学院を修了され、税理士として活動されています丹澤翼先生から「大学院OBによる税理士への学び」についての講演がありました。まず、丹澤先生から大学院に進学した理由について、試験受験歴が長く、大学院2年で確実に税理士試験を突破したかったこと。本学大学院を選ばれた点は、「立地、院生の年齢層、院生修了者が免除申請で合格していること」を挙げられました。
また、大学院では1年次に授業履修と研究計画を作成、文献収集は国立国会図書館や租税資料館、CiNiiなどを活用したこと。2年次に修士論文執筆に時間を割いたとの説明があり、修士論文完成の達成感が専門性と自信につながったと強調されました。
本学大学院で得たものは、資格面の負担軽減になったこと、条文・判例を根拠に理論的に説明する力がついたこと、同期や先生とのつながり、実務に役立つネットワークが形成されたことだと語られました。大学院進学を考える方には、(1)進学の目的を明確にする、(2)研究テーマや関心分野を事前に考えていく、(3)指導教授との相性を意識する、(4)スケジュール管理と家族・職場の理解が重要である、(5)大学院は免除だけでなく、成長の大きな機会ある場であるとの5点のアドバイスがありました。
午後2時から個別相談会に移り、税務・会計・経営に分かれて、大学院での専門分野の選択、研究テーマなどについて、大学院の指導教員から丁寧に質問に対応しました。なお、今回、個別相談会の申し込みが多く、当日にご相談できなかった方にはご迷惑をおかけしました。
本学大学院は、次のような日程で大学院入学試験を予定していますので、入学を希望される方は、是非、受験をお待ちしています。
<大学院入試試験日>
I期:2025年11月22日(土)
II期:2026年1月31日(土)
III期:2026年3月7日(土)
<個別相談会の開催>
2025年12月6日(土)午後2時から4時まで(予定)