2025年度:タクナルプログラム(5)
イベントプロデュース学科の1年次の演習科目「基礎演習Ⅰ、Ⅱ」では、大学で必要となる基礎的な学修スキルを身につけるとともに、(株)リアセックが提供する「タクナル」というアクティブラーニングプログラムを活用し、チームや個人による課題解決・発見能力を高めるための手法なども学んでいきます。
このプログラムを進行するのは、「ティーチング・アシスタント(TA)」と呼ばれる3年生。
仲間などとの横のつながりや先生との距離に不安を抱く1年生に対し、先輩からのサポートを通じて、安心した学びの環境を提供しています。
今回は、TAによるプログラム報告をお届けします。
授業レポート:自分の意見を伝えよう
こんにちは!
東京富士大学 経営学部 イベントプロデュース学科3年
井上ゼミのTAを担当している道祖土琴羽(サイド コトハ)です!!
今回のプログラムのテーマは「自分の意見を伝えよう」です。3つのワークを通して、今日のねらいである「自分の意見を周囲に話すときのポイントを学ぼう」ということを意識してもらいながら、授業を進めていきました。秋学期が始まってから初めてのタクナルを使用した授業だったため、タクナルでの学び方を改めて再確認する時間にもなりました。
1つ目と2つ目のワークは「人生相談ワーク」を行いました。相談内容に対する自分の意見を共有しあい、チーム内で1つの意見にまとめるという一見簡単に見えて、どれだけ自分の意見を印象的に、説得力がある発言で伝えることができるかが重要になるワークでした。それぞれの意見を聞いた上で、自分の意見をしっかりと伝えることができており、とても印象的なワークの時間になっていました。
3つ目のワークは、「積極的に自分の意見を伝えよう」というテーマに対し思いつくキーワードを書き出し、5・7・5の標語を作るグループワークを行いました。3つほどキーワードを出したところで手が止まってしまう学生もいましたが、「過去の授業を思い出しながら考えてみて」というアドバイスをすると、止まっていた手が動き出したので、今までの授業の学びが生かされているなと感じました。
発表は代表者だけではなく、チームみんなで声を揃えて発表してもらう形だったため、標語はもちろん発表にもチームの色が出ていて、とても楽しい雰囲気で進められました。
秋学期は春学期よりも難しいプログラムが多く大変かとは思いますが、今日の授業は特に討論するときなどの基礎になってくるので、1年生のみんなには今夏学んだことを活かして取り組んでほしいなと思います。
今回の記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。今後もTAによる記事が更新されるので、ぜひお読みください。