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2025/11/17

2025年度:タクナルプログラム(6)

イベントプロデュース学科の1年次の演習科目「基礎演習Ⅰ、Ⅱ」では、大学で必要となる基礎的な学修スキルを身につけるとともに、(株)リアセックが提供する「タクナル」というアクティブラーニングプログラムを活用し、チームや個人による課題解決・発見能力を高めるための手法なども学んでいきます。

このプログラムを進行するのは、「ティーチング・アシスタント(TA)」と呼ばれる3年生。

仲間などとの横のつながりや先生との距離に不安を抱く1年生に対し、先輩からのサポートを通じて、安心した学びの環境を提供しています。

今回は、TAによるプログラム報告をお届けします。

 

授業レポート:情報を分析しよう

こんにちは!清水太陽ゼミTA、イベントプロデュース学科3年の津上京美です!

今回のプログラムのテーマは「情報を分析しよう」です。効果的な情報分析について考えることを意識してもらいながら、2週にわたってワークに取り組みました。

新入生のトキワさんから住む街とダイエットについての相談を受けたという設定のもとで、はじめに、おすすめのダイエット方法をチームで議論し、その方法を提案しました。ここでは、トキワさんの希望に応えつつ、情報分析のポイントとして、“情報分析の軸”を決めて比較、分析していこう!と伝えました。

次に、「新入生におすすめの住む街を提案しよう」というテーマで、それぞれのチームで情報を集め、分析して発表しました。具体的には赤羽、朝霞台、南千住、中野(街はTAで話し合い決定しました)の4つの候補の中から、

  • 家賃8万円以下
  • 買い物が便利
  • 治安
  • 娯楽施設やカフェ

という新入生の4つの希望に沿ったおすすめの住む街をチームで決定するものです。

また、今回はゼミをシャッフルして、いつもと違うゼミでの発表になるため、チームごとに調査・計画にも熱が入っていました。

2週目は発表会です。各ゼミともチーム発表に慣れてきた様子で堂々とした態度で発表出来ていて良かったです。新入生の希望以外に、新たな情報分析の軸を提案できたかどうかで順位が決まりました。ベストチームは、実際にその土地に住んでいる方にインタビューした動画を編集して発表のスライドに入れていて、驚きました。しかし、情報分析の軸があいまいだったり、新入生の希望を満たしていないチームもあったりしたことなど、課題も残りました。

 

最後に、振り返りとして、目的を常に意識すること、必ず結論を言うことの2つをアドバイスしました。

学生からは、「原稿ばかり見ていて聞き手の方を見て発表できなかった」、「それぞれの街を調べた結果のパワポが無く、おすすめしたい街のみ紹介していたのでなぜこの街にしたのか詳しく発表出来ていなかったと思う」、「情報の深さや調べ方には改善の余地があると感じました」などの感想がありました。これからの取り組みで今回の経験を活かしていってほしいです。

もうタクナルも終盤にきています。次回のワークではゼミ生のどんな成長が見られるか楽しみです!最後まで読んでくださってありがとうございました!これからもTAの記事を見にきてくれると嬉しいです!