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2025/12/12

2025年度:タクナルプログラム(8)

イベントプロデュース学科の1年次の演習科目「基礎演習Ⅰ、Ⅱ」では、大学で必要となる基礎的な学修スキルを身につけるとともに、(株)リアセックが提供する「タクナル」というアクティブラーニングプログラムを活用し、チームや個人による課題解決・発見能力を高めるための手法なども学んでいきます。

このプログラムを進行するのは、「ティーチング・アシスタント(TA)」と呼ばれる3年生。

仲間などとの横のつながりや先生との距離に不安を抱く1年生に対し、先輩からのサポートを通じて、安心した学びの環境を提供しています。

今回は、TAによるプログラム報告をお届けします。

授業レポート:計画を構想しよう〜The Tower

こんにちは
東京富士大学 経営学部 イベントプロデュース学科3年 志塚ゼミTAの髙田桜です。

今回のプログラムのテーマは「計画を構想しよう」です。チームごとにカラーブロックを使って「よいタワー」を立てることを目標に取り組みました。どんなタワーにするかコンセプトや設計上の工夫など計画を緻密に立て、それを実現できるかがポイントになります。今回も2週にわたる取り組みとなりました。

1週目のワークでは、各チームタワーの「コンセプト」「タワー名」「設計上の工夫」を考えてもらいました。自分たちにとって「よいタワー」とはどのようなタワーなのかを、まずしっかり考えるよう伝えました。その上で、実際にブロックを手に取りながら形を検討し、完成形をイメージした「設計図」も作成してもらいました。どうしたら独自性のあるタワーになるか、見た目をどうするかなどしっかりチームで話し合いができていたと思います。

 

 

2週目は発表会です。事前に作成した計画書をもとに、30分の制限時間内でタワーの組み立てに挑みました。ブロックを積み上げる役、パーツを色分けする役など、チーム内で役割分担をしながら、効率的に作業を進めている様子が見られました。タワーの外見だけでなく内部構造にも工夫が見られ、各チームの発想やこだわりが感じられて、とても興味深かったです。発表ではタワーのコンセプトや工夫したところを伝えてもらいました。

 

発表後は、
「計画性」・・・計画書通りタワーが作られているか
「強度」・・・十分な強度があるか
「高さ」・・・他チームのタワーよりも高さがあるか
という採点基準で、ベストチームを決めました。

 

振り返りでは、「目的を明確化すること」「計画を見直しながら、目的実現に向けて計画の内容を変更すること」の大切さを伝えました。今後の学生生活でも、計画を立て、それを実行に移していく場面は数多くあると思います。今回のプログラムで得た経験を、ぜひ今後の学びや活動に活かしてほしいと感じました。

最後までご覧いただきありがとうございました。今後もTAによる記事が更新されるので、ぜひお読みください。