東京富士のPBL(Project Based Learning)

東京富士のPBL(Project Based Learning)

東京富士のPBL(Project Based Learning)

東京富士大学におけるPBL及び企業等連携学習について

 東京富士大学ではこれまでに、企業やNPOとの連携により、実務的な課題を教育素材としたPBL(プロジェクト学習)、開発、研究、イベント等を多数、推進してまいりました。本学が経営学単科であり、また交通アクセスの良い都市型大学であることから、産業界との連携が生まれやすい環境にあるといえます。
 近年では、「プロフェッショナル・セミナー」科目を中心とした実務家による講義展開や、テレビ番組やアイスクリームショップを校内に招聘し、これらを学生の学びの場にしていく試みなどにもチャレンジしてまいりました。
 ここではその一例を紹介させて頂きます。

※PBL=Project Based Learningとは
 実世界に関する解決すべき複雑な問題や問いや仮説を、プロジェクトとして解決・検証していく学習のこと。学生の自己主導型の学習デザイン、教師のファシリテーションのもと、問題や問い、仮説などの立て方、問題解決に関する思考力や協働学習等の能力や態度を身につけることを狙いとしています。課題解決学習法(Problem-Solving-Learnin)の略とされることもあります。

■企業・NPOの方へ
 本学との産学官連携により、経営課題解決や事業・商品開発、社会貢献、採用活動などに繋げたいとお考えの方、ぜひ一度ご相談ください。共同研究、イベントの共催、プロジェクト講義、冠講座など、さまざまな連携方法を協議の上、提案させて頂きます。

■高校の先生方へ
 貴校で、外部機関との連携による総合学習や、ビジネスアイデア等の講義を組み立てられる際の参考材料としていただければ幸いです。また、詳細につきましては本学訪問担当者にお申し付けいただければ、ご説明に伺うことも可能です。「高大連携PBL」の推進も可能ですので、お気軽にご相談ください。

PBL/プロジェクト学習の事例

GMT企業訪問インタビュー(志プロジェクト) 2014~

●連携先企業等=東京三協信用金庫、地元(新宿区・豊島区)企業44社、富士ゼロックス、弘久社
●推進母体=専門ゼミ合同
 ゼミ単位で地元優良企業を事前に研究し、経営者に直接インタビューのうえ、学んだ内容を「会社案内」としてまとめていきます。成果発表会や関東インカレ大会もあり、企業や他大学との交流も行いました。富士ゼロックスが全国事務局を担当しています。

高田馬場ラーメンマップの制作 2015

●連携先企業等=高田馬場地元42店舗、西武信用金庫、高田馬場新聞社
●推進母体=研究サークル「観光ビジネス研究塾」
 ラーメン激戦区である高田馬場のラーメン店42店舗を訪問・試食のうえ、コメント入りのマップを作成して印刷・配布しました。ラーメンの街としての新たな顔づくりを行い、来訪者の食べ歩きを促進する目的で実施したものです。

手塚キャラクター発想支援カードの開発 2015~16

●連携先企業等=手塚プロダクション、西武信用金庫
●推進母体=研究サークル「ゲームビジネス研究塾」
 手塚治虫作品に登場した40のキャラクターを使ったビジネスアイデア開発ツールの制作。手塚プロダクション監修のもと、ゲームビジネス研究塾と顧問教員によって考案され、基本設計、プロトタイプ制作、テストマーケティング、デザイン、地域企業・住民を集めたワークショップなどを実施しました。

カミサカエリア活性化プロジェクト 2017~

●連携先企業等=さかえ通り・宮田商店会、新宿区産業振興課
●推進母体=研究サークル「地域活性研究塾」
 さかえ通りと宮田商店街併せた大学周辺エリア活性化を目指した取り組みです。これまでに店舗スタンプラリー、卓球イベントなどを開催したほか、地元ソングや散歩マップなどを作成しました。

手塚キャラクターを活用した高田馬場地域活性化提案 2017

●連携先企業等=手塚プロダクション、西武信用金庫、地元企業19社
●推進母体=専門ゼミ(マーケティング論専攻)
 「高田馬場みやげをつくろう」という問題意識から、地元企業・店舗で販売できる手塚キャラクター商品を学生が考案。一部はプロトタイプを開発し、地域企業・店舗にプレゼンテーションしました。開発プロセスで地元商店にインタビューを実施し、地域の経済的な課題を把握することにも努めました。

新しい「ゆるスポーツ」の開発 2018

●連携先企業等=一般社団法人 世界ゆるスポーツ協会
●推進母体=専門ゼミ(イベント専攻)
 学生による新しい「ゆるスポーツ」の開発を行いました。ダイバシティパーク(福祉イベント)にてゼミブースを構え、来場者に向けて実践も行いました。

アイドルイベントの開催 2018

●連携先企業等=ワロップ放送局、ノーメイク、さくらクールプロジェクトなど5社 "
●推進母体=専門ゼミ(イベント専攻)
 アイドルプロダクションへの出演交渉や、音響・照明会社との機材に関する交渉、イベントの企画から制作、実施運営までを各種企業の協力のもと、学生が実施しました。

アイスクリームプロジェクト(ベンチャービジネス論・新事業創造論) 2019~

●連携先企業等=㈱ジャスビコ
●推進母体=講義(専門科目)
 松本薫さんでお馴染みの「Darcy's」アイスクリーム事業を素材とした参加型講義を展開します。フェスティバル参加や大学祭での販売など、課外授業も組み込まれる予定です。

環境意識を高めるためのゲーム開発プロジェクト 2019~

●連携先企業等=花王㈱
●推進母体=専門ゼミ(マーケティング論専攻)
 花王のESG部門で実施してきた「国際こども環境絵画コンテスト」の入賞作を画材に、小学生の環境意識を高めるためのゲーム・ワークショップを開発する予定です。

企業連携型講義・実務家による講義の事例

流通・サービス業トレンド研究 2014~

●連携先企業等=日経メディアプロモーション㈱
●推進母体=講義(自己開発科目)
 新聞(日経流通新聞)を自宅で購読した学生が、興味ある記事の切り抜きを行い、コメントを発表しながら進めていくワークショップ型の講義です。日本経済新聞社から講師(元新聞記者等)を招き、時事問題を議論する機会も頂きました。

イベント特講「オリンピック・パラリンピック学」 2015~

●連携先企業等=シミズオクト、電通、NTT東日本など
●推進母体=公開授業(専門科目)
 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会との連携事業の一環として、一般の参加者も交えて開催しています。公開授業として、一般からの参加も受け付けています。

経営学特講「地域マネージメント」2016~

●連携先企業等=手塚プロダクション、西武鉄道
●推進母体=講義(専門科目)
 地域ブランドビジネスの特性や「アトム通貨」など地域通貨の事例研究を踏まえ、高田馬場を題材とした地域デザインについて、フィールドワークをしながら学びます。ゲストスピーカーを呼び、コンテンツを活用した街づくりの事例紹介も頂きました。

中小企業論 2018~

●連携先企業等=東京中小企業家同友会、都内中小企業12社
●推進母体=公開授業(専門科目)
 東京中小企業家同友会との連携を基に、加盟する企業の役員(主に経営者)を講師に招き、経営内容や経験談を中心にした講演を通じて中小企業経営の実際を学びます。経営者との議論を通じて、学生の問題意識や目線を高めていくことができます。

経営学特講「現代の産業と企業戦略」 2018~

●連携先企業等=資生堂、帝人、ファミリーマート、サムソンジャパン等
●推進母体=講義(専門科目)
 大手企業の経営に実際に携わってきたリーダーを招聘し、「業界における競争環境の変化」「企業組織」「職務内容」「必要な職務上の能力」などについて語ってもらいます。

プロフェッショナル・セミナー「地域づくり実践論」 2018~

●連携先企業等=神奈川県真鶴町
●推進母体=講義(専門科目)
 住民や企業と連携して取り組んできた実践から得られた「地域づくりの実際と現場の論理」を、真鶴町の現役職員から学びます。また、真鶴町現地への視察体験も行いました。

企業連携型インターンシップ・職場実習の事例

イベント実習 2010~

●連携先企業等=ニコニコ超会議、Tokyo Girls Collectionなど年間30社
●推進母体=専門ゼミ(イベント専攻)
 スポーツ、文化、ビジネス、セミナー等の多様なイベントの運営システムを学習し、現場見学、体験実習、総括までを行います。チームワークやリーダーシップ、業務完遂力を育成するプログラムです。

ザ・鉄腕インターンシップ 2017

●連携先企業等=㈱日企
●推進母体=インターンシップ(自己開発科目)
 「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系放映中)におけるテレビ番組アシスタントディレクターの業務体験ができるインターンシップを実施しました。
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