東京富士大学のGMT(地元)企業連携

東京富士大学のGMT(地元)企業連携

東京富士大学のGMT(地元)企業連携

優良企業の経営戦略に直接触れるGMT(地元)企業連携

 東京富士大学が位置する新宿区高田馬場近辺には、わが国有数の企業、また個性溢れるユニークな企業がひしめいています。実践的な知を志向する本学では、「生きた経営学」の学びを深めるため、新宿近隣の企業と多くのプロジェクトを行っています。
 GMTという言葉は、「じ・も・と」を意味したものですが、「generic management training」(汎用的経営実習)の頭文字を取ったものでもあります。大学が新宿にあるという地の利を活かし、さまざまな経営学を実践的に学んでいけるのが東京富士大学の強みなのです。

地元(GMT)企業連携の実践例

Shinjuku Re 和 style project 【西武信用金庫 ✕ 東京富士大学】

 「地域みらいプロジェクト(旧、地域産業応援資金)」は、西武信用金庫様が産学連携事業の活動資金の一部を支援するために設けられている制度で、産学連携協定を締結している大学などと中小企業との共同研究に助成されます。これまでも東京富士大学は、「高田馬場ラーメンマップ」の制作や、「手塚キャラクター発想支援カード」の開発などに、ご支援をいただきました。
 そして、昨年度は藤森大祐教授と志塚昌紀専任講師が取り組む「Shinjuku Re和 style project」の活動に対して活動資金の一部が贈呈されました。これは、"新宿に昔から根付く「染め」の技術を現代にも活かしたい"、そして"「染め」にインスパイアされたアート作品を発信することで「染め」の新たな可能性を引き出したい"という思いからスタートした、地場産業活性化を目指す活動です。「染め物」と「アート」のコラボレーションにより、新規需要を生み出すビジネスモデルを立ち上げ、新しい"和"のライフスタイルの提案を目指しています。今後も新宿区内の染色工房と連携しながらさまざまな事業を進めていく予定です。

税理士による租税講座 【日本税理士連合会 ✕ 東京富士大学】

 日本税理士連合会による寄付講座として「税理士による租税講座(全14回)」を実施しました。税務に関する専門家である税理士の業務は、私たちの生活に直接関わる身近なものです。学生に税理士の業務に魅
力を感じていただき、税理士および税理士制度に高い関心を抱くことで、税理士の道に進んでいただきたいという狙いも兼ねています。学生のみならず、地域の方にも門戸を開いたこの講座では、第一線で活
躍中の現役税理士が、我が国の所得税や法人税、消費税等の税金の仕組みに関する説明や、確定申告書の見方、書き方等について解説。
 また、東京富士大学大学院修了生でもある2名の税理士からは、税理士資格取得までの道程や税理士という職種の魅力を伝授する講義も用意され、受講生の関心を高めました。
東京富士大学 会計人会 税理士 若狭茂雄先生
本学卒業生 税理士 奥山飛雄馬先生

企業の新規事業プランの提案 【東京信用金庫 ✕ 東京富士大学】

 「信金の営業の立場から顧客の経営課題を解決する」をテーマに、受講生たちは東京信用金庫の神村健一事業支援室長のご指導を受けながら議論や調査を重ね、同金庫のクライアント、(株)藤巧芸の
主力製品であるアクリル製品の用途開発、販路開拓提案を行いました。当日、同席された藤巧芸の佐藤大介社長からは「すぐに使えそうな提案もあり、さっそく社内で検討したいです。
 若い方の柔軟な発想力に驚かされました」という言葉をいただくなど、東京富士大学生の実践的能力の高さが評価されました。本講座では、実践を通じ、企業が抱える問題解決方法や交渉学など、営業に必要な知識を修得します。
緒方義人客員教授

キャラクターによる地域ブランドづくり 【(株)手塚プロダクション ✕ 東京富士大学】

 地方創生、観光立国などの政策に加え、インターネットやリモートワークの普及から、地域における情報格差は解消され、これからの時代、地域それぞれでの経済活動が重要視されます。地域経済は行政だ
けが行うものではなく、企業にとっても地域ブランド商品やサービスの開発、観光やイベントなど多くのビジネスチャンスにあふれています。
 本講義では、手塚プロダクションが実施している「キャラクターによる地域活性」など事例検証を交え、高田馬場を題材に地域ブランドの特性について実務IQの観点から、実践的に学びます。
石渡正人客員教授
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